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J-GLOBAL ID:201902212586661920   整理番号:19A1914059

ジルコニウムビス(フェノキシ-イミン)カチオンの最も安定な異性体の探索:計算研究【JST・京大機械翻訳】

Probing the Most Stable Isomer of Zirconium Bis(phenoxy-imine) Cation: A Computational Investigation
著者 (15件):
資料名:
巻: 122  号:ページ: 2198-2208  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0334B  ISSN: 1089-5639  CODEN: JPCAFH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ジルコニウムビス-(フェノキシ-イミン触媒に対する複数の異性体の共存の可能性を,計算アプローチにより系統的に研究した。中性Zr触媒の5つの異なる異性体の間のエネルギー論を量子力学的に評価した。結果は,異性体cis-N/trans-O/cis-Meが,これらの種類のフェノキシ-イミン触媒の一般的観察に従って,5つの異性体の中で最も安定であることを示唆した。しかし,重合反応では,活性種はZr触媒のカチオン形であることが知られている。Zr-カチオンは3つの異なる異性体,すなわちcis-N/trans-O(A),cis-N/cis-O(B)及びtrans-N/cis-O(C)に存在し,柔軟な配位子の存在は最も好ましい異性体を決定するためのモデリングをかなり困難にする。効率的モデル化のために,3つのカチオン異性体のそれぞれに対する80の異なる構造を分子動力学シミュレーションを用いて生成し,続いて,これらの構造の量子力学的最適化を行い,各異性体に対して最も好ましい立体配座を得た。得られた自由エネルギー値から得られた既存の確率は,異性体Cが異性体Aと同程度であることを示唆する。さらに,カチオンの異性体Aは,2つの異なる立体配座に存在し,そこでは,側基の配向は,イミン窒素原子で変化した。遷移状態計算により,Zr-カチオンは,異性体Cの「隆起」配向と共に,異性体Aの3つの構造,「アップダウン」及び「ダウンダウン」配向の混合物として存在することを確認した。しかし,イミン窒素原子の置換基を変えることにより,Zr触媒の多モードから単モード重合挙動を調節することができた。本研究は複雑な重合反応の機構的経路を理論的に探索するための出発点を提供すると信じる。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子の立体配置・配座  ,  光化学一般  ,  物理化学一般その他  ,  原子とラジカルの反応 

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