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J-GLOBAL ID:201902212794947237   整理番号:19A2189702

硫黄酸化細菌および鉄酸化細菌によるLiCoO2のバイオリーチングプロセスの根底にあるメカニズム

Mechanism underlying the bioleaching process of LiCoO2 by sulfur-oxidizing and iron-oxidizing bacteria
著者 (7件):
資料名:
巻: 128  号:ページ: 344-354  発行年: 2019年09月 
JST資料番号: G0535B  ISSN: 1389-1723  CODEN: JBBIF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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金属回収において湿式治金および乾式治金プロセスを実施するよりも運用コストとエネルギーの要求量がより低いという恩恵があることから,硫黄酸化細菌および鉄酸化細菌を利用したLiCoO2のバイオリーチングへの注目が高まってきている。しかし,LiCoO2のバイオリーチングメカニズムは詳細には明らかになっていない。本研究では,LiCoO2の化学的リーチングに対するFe2+,黄鉄鉱およびS0など細菌のエネルギー源,Fe3+と硫酸などの細菌酸化生成物の影響を検討した。結果から,Fe2+の還元および酸溶解によってリチウムが溶解され,コバルトが放出されることが示唆された。Li+とCo2+の回収はpH調整によって有意に改善された。最期にLi+とCo2+の最適な回収が黄鉄鉱群で認められ,それぞれ91.4%と94.2%に達した。エネルギー源として黄鉄鉱を用いることにより,LiCoO2のバイオリーチングにおける細菌の役割を検討した。結果から,細菌は黄鉄鉱の酸化により硫酸を生成でき,これがLi+とCo2+の移動を促進していることが示された。リチウムとコバルトの回収は細菌によって100.0%および99.3%まで増加した。さらに,細菌によって分泌された菌体外高分子物質がLi+とCo2+の回収を改善する要因であることが明らかになった。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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鉱石浸出法 
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