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J-GLOBAL ID：201902212850212084   整理番号：19A0177992

無差別天然物生合成における忠実性に対する戦いにおける化学的制御:トリコジエンシンターゼの場合【JST・京大機械翻訳】

Chemical Control in the Battle against Fidelity in Promiscuous Natural Product Biosynthesis: The Case of Trichodiene Synthase

著者 (5件)： Dixit Mudit (Department of Chemistry and the Lise Meitner-Minerva Center of Computational Quantum Chemistry, Bar-Ilan University, Israel) ,  Weitman Michal (Department of Chemistry and the Lise Meitner-Minerva Center of Computational Quantum Chemistry, Bar-Ilan University, Israel) ,  Gao Jiali (Department of Chemistry, University of Minnesota, Minnesota, United States) ,  Gao Jiali (Theoretical Chemistry Institute, Jilin University, P.R. China) ,  Major Dan T. (Department of Chemistry and the Lise Meitner-Minerva Center of Computational Quantum Chemistry, Bar-Ilan University, Israel)
資料名： ACS Catalysis  (ACS Catalysis)
巻： 7  号： 1  ページ： 812-818  発行年： 2017年 
JST資料番号： W5035A  ISSN： 2155-5435  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： テルペンシクラーゼは,最も既知の天然化合物の前駆体であるテルペン類へのポリイソプレンの高度に立体特異的な成形を触媒する。イソプレノイドは,豊富ではあるが非常に高い,炭素カチオン化学を用いる複雑な化学カスケードにより形成される。現在,これらのバイオ触媒がどのように化学的制御を達成するかは良く理解されていない。ここでは,トリコジエンシンターゼにより発揮される触媒制御を示し,特に,他のテルペノイドシクラーゼにより採用される一般的触媒ツールとなり得る2つの特徴を発見した。第一に,副産物の形成を避けるために,酵素はビスボリルカルボカチオンのエネルギーを上昇させる。それは多くのセスキテルペン環化酵素における一般的な機構的分岐点であり,本質的に協調した環化カスケードをもたらす。第二に,著者らは,反応性立体配座においてビスボリルカチオンをアンカーする硫黄-カルボカチオンの結合相互作用を同定し,タンブリングと早期脱プロトンを避けた。特に,Met73は,触媒作用の間,Michaelis錯体における初期の硫黄-π相互作用から硫黄-カルボカチオン複合体へのシフトにおいて,カレロンとして作用する。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： カチオン ,  セスキテルペン ,  複合体 ,  環化反応 ,  炭素 ,  *生合成 ,  触媒 ,  *天然材料 ,  バイオ触媒 ,  錯体 ,  相互作用 ,  *合成酵素 ,  立体配座
準シソーラス用語： 天然化合物 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： テルペンシクラーゼ ,  酵素触媒作用 ,  QM/MMシミュレーション ,  硫黄-π相互作用 ,  硫黄-カチオン相互作用

分類 (1件)： 酵素一般  (EB09010D)

物質索引 (1件)： トリコジエン

タイトルに関連する用語 (4件)： 差別 ,  天然物 ,  生合成 ,  忠実性