文献

J-GLOBAL ID：201902212861580997   整理番号：19A1586849

ガーネット型バナジウム酸塩Ca_2.5Mg_2V_3O_12におけるイオンおよび電子輸送【JST・京大機械翻訳】

Ionic and electronic transport in the garnet-type vanadate Ca_2.5Mg₂V₃O₁₂

著者 (3件)： Leonidova Olga N. (Institute of Solid State Chemistry, Ural Branch, Russian Academy of Sciences, Ekaterinburg, Russia) ,  Patrakeev Mikhail V. (Institute of Solid State Chemistry, Ural Branch, Russian Academy of Sciences, Ekaterinburg, Russia) ,  Leonidov Ilia A. (Institute of Solid State Chemistry, Ural Branch, Russian Academy of Sciences, Ekaterinburg, Russia)
資料名： Journal of Solid State Electrochemistry  (Journal of Solid State Electrochemistry)
巻： 23  号： 4  ページ： 1083-1088  発行年： 2019年 
JST資料番号： W1021A  ISSN： 1432-8488  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 立方構造(空間群Ia[数式:原文を参照]d)を有するCa_2.5mg_2V_3O_12バナジウム酸塩を,空気中での固相反応によって調製した。粉末X線回折データのRietveld精密化により結晶構造を決定した。ガーネット型構造では,Ca2+イオンと陽イオン空孔が24cサイトを占める。空気中で400~950°C,酸素分圧[数式:原文を参照]の範囲で10~10~0.5atmの範囲でACインピーダンス分光法を用いて伝導率を測定した。Ca_2.5mg_2V_3O_12は,混合イオンおよび電子伝導率を示した。n型電子伝導率は[数式:原文を参照]に比例した。伝導率のイオンおよび電子成分は,それぞれ約1.2および2.0eVの活性化エネルギーによって特徴付けられる。空気中のイオン輸率は,950から600°Cへの温度低下により,0.6からほぼ1.0に増加することを示した。ガーネット様結晶構造の解析により,占有された24cサイトから空の24c′位置へのCaイオン移動経路が空の16bサイトを通して行われるイオン伝導率の可能な機構を提案することができる。Copyright 2019 Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *バナジウム酸塩 ,  *ざくろ石 ,  固相反応 ,  輸率 ,  *イオン ,  結晶構造 ,  活性化エネルギー ,  空格子点 ,  カチオン ,  精密化
準シソーラス用語： イオン伝導率 ,  電子伝導率 ,  伝導率 ,  酸素分圧 ,  粉末X線回折 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： ガーネット ,  Ca2.5Mg2V3O12 ,  カルシウムイオン伝導体 ,  移動の機構

分類 (3件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  二次電池  (YB04030K) ,  固体中の拡散一般  (BL06021L)

タイトルに関連する用語 (4件)： ガーネット ,  バナジウム酸塩 ,  イオン ,  電子輸送