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J-GLOBAL ID：201902212927019399   整理番号：19A1805187

全反射蛍光X線による高塩濃度溶液中の金属イオンの直接分析【JST・京大機械翻訳】

Direct Analysis of Metal Ions in Solutions with High Salt Concentrations by Total Reflection X-ray Fluorescence

著者 (4件)： Regadio Mercedes (Department of Chemistry, KU Leuven-University of Leuven, Belgium) ,  Riano Sofia (Department of Chemistry, KU Leuven-University of Leuven, Belgium) ,  Binnemans Koen (Department of Chemistry, KU Leuven-University of Leuven, Belgium) ,  Vander Hoogerstraete Tom (Department of Chemistry, KU Leuven-University of Leuven, Belgium)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 89  号： 8  ページ： 4595-4603  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 全反射X線蛍光(TXRF)は,学界と産業における元素分析のためにますます一般的になっている。しかし,複雑な組成と残留マトリックス効果を有する試料を分析するための手順の簡素化がまだ必要である。本研究では,TXRFによる金属定量に及ぼす無機(CaCl_2)と有機(テトラアルキルホスホニウム塩化物)マトリックスの影響を液体試料について調べた。試料は,元素当たり3~50mg・L(-1)の範囲の濃度で,マトリックス元素のピーク付近のスペクトルピークを含む元素,またはX線源(モリブデン陽極)のRaleeiとCompton散乱ピークの近くの元素を含む20金属までスパイクした。回収率(RR)と相対標準偏差(RSD)を計算し,測定した元素濃度の精度と精度を表した。マトリックス効果のない試料では,選択した内部標準にかかわらず良好なRRが得られた。しかし,中程度のマトリックス含有量の試料では,分析物の濃度に近い濃度での最適内部標準(OIS)の使用は,定量分析を著しく改善した。高濃度の無機イオンを含む試料において,内部標準化中に試料を希釈するためにTriton X-100水溶液を用いると,水だけを用いるよりも良好なRRと低いRSDsが得られた。高濃度の有機物を含む試料において,純粋なエタノールはTriton X-100-エタノール溶液を希釈に用いた場合よりもわずかに良好な結果を与えた。文献で報告されている以前の方法と比較して,新しい試料調製法は,試験した元素に対して,より良い精度,および感度を与えた。OISおよび界面活性剤Triton X-100(無機媒体)またはエタノール(有機媒体)による試料希釈は,特別な装置,実験的に誘導された事例依存性の数学的補正,または干渉元素の物理化学的除去を必要としないので,試料を含むマトリックス中の高速ルーチン元素定量に推奨される。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： アノード ,  Triton X-100 ,  試料調製 ,  マトリックス効果 ,  有機溶媒 ,  *全反射 ,  濃度依存性 ,  希釈 ,  有機物 ,  *蛍光 ,  Triton X ,  *金属 ,  定量分析 ,  媒質 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： 全反射蛍光X線分析 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 無機物質中の元素の物理分析  (CC03022H)

物質索引 (1件)： エタノール

タイトルに関連する用語 (5件)： 蛍光X線 ,  塩濃度 ,  溶液 ,  金属イオン ,  分析