抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:閉経後女性急性冠症候群(ACS)患者の血漿エストラジオール(E2),C反応性蛋白(CRP),リポ蛋白a[Lp(a)]のレベルを測定し,GRACEスコアとの相関性を検討する。方法:閉経後女性の冠動脈造影検査にてACSと診断された患者60例を選択し、急性ST上昇型心筋梗塞(STEMI)群と非ST上昇型急性冠症候群(NSTE-ACS)群に分ける。冠動脈造影検査にて冠動脈心疾患を除外した閉経後女性60例を対照群とした。年齢、閉経年齢、体表面積、体重指数などの基本情報を採集し、そのE2、CRP、Lp(a)を測定し、ACS群は入院後24時間内にGRACE採点を行った。【結果】ACS群と対照群の間には,年齢,閉経年齢,体表面積,および体重指数に有意差はみられなかった(P>0.05)。STEMI群はNSTE-ACS群及び対照群の血漿E2、CRP、Lp(a)レベルより高く、統計学的有意差があった(P<0.05)。GRACEスコアに従って,ACS群の患者のE2とCRPレベルは,GRACEスコア(>140点)で,中リスク群(109-140点)と低リスク群(<109分)より有意に高かった(P<0.05)。GRACEスコアのハイリスク群のLp(a)レベルは中リスク群と低リスク群より高かったが、統計学的有意差はなかった(P>0.05)。Pearsonの直線相関分析は,ACS群のGRACEスコアがE2とCRPと正の相関を示した(r=0.712,P<0.01;r=0.276,P<0.05)。結論:閉経後女性のACS患者の血漿E2、CRP、Lp(a)レベルは上昇し、GRACEの危険度の上昇に伴い、血漿E2、CRP、Lp(a)レベルは上昇し、E2、CRPレベルはGRACEスコアと正の相関を示した。閉経後女性ACS患者の連合応用は疾病早期のリスク評価及び予後に対して重要な臨床参考価値があるかもしれない。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】