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J-GLOBAL ID:201902213396794066   整理番号:19A1947479

ラットにおける持続性侵害受容によって引き起こされる一次体性感覚皮質における興奮性および抑制性シナプス伝達間の不均衡【JST・京大機械翻訳】

Imbalance Between Excitatory and Inhibitory Synaptic Transmission in the Primary Somatosensory Cortex Caused by Persistent Nociception in Rats
著者 (8件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 917-931  発行年: 2019年 
JST資料番号: W3161A  ISSN: 1526-5900  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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一次体性感覚(S1)皮質が疼痛の知覚成分に関与する重要な構造であるという概念を支持する実質的証拠がある。しかし,研究は主に他の疼痛関連形成に焦点を当てており,持続性疼痛に反応したS1皮質におけるシナプス可塑性を調べる報告はほとんどない。本研究では,ハチ毒(BV)注射がラットのS1皮質における興奮性シナプス伝達と抑制性シナプス伝達の間の不均衡を誘発することを報告する。多電極アレイ記録を用いて,BV誘導持続性炎症性疼痛がシナプス可塑性の時間的及び空間的増強をもたらすことを見出した。さらに,同定された錐体ニューロンに関するスライスパッチクランプ記録は,BV注射が興奮性シナプスにおけるシナプス前シナプス伝達とシナプス後伝達を増加させ,S1皮質内の層II/IIIニューロンにおける抑制シナプスにおけるシナプス後伝達を減少させることを示した。免疫組織化学およびウェスタンブロット切片において,全AMPA受容体サブユニットおよびγ-アミノ酪酸-A(GABA_A)の分布および発現は影響を受けなかったが,GluR2およびGABA_Aの膜画分は減少し,それらのサイトゾル画分は対照的に増加した。GluR1の変化はGluR2のそれと反対であり,GluR3は有意に変化しなかった。従って,著者らの研究は,持続性侵害受容におけるS1皮質内のシナプスにおけるシナプス前シナプス及びシナプス後変化の両方に対する直接的証拠を提供し,これはおそらくGluR1,GluR2及びGABA_Aの膜輸送に関連すると思われる。結論:シナプス可塑性の増加は,末梢侵害後のS1において検出され,興奮性の増強と抑制性シナプス伝達の減少を伴った。GluR1の増加およびGABA_Aα1およびGluR2膜輸送の減少が検出された。したがって,伝達における破壊された興奮性/阻害バランスは侵害受容処理に関与し,S1は潜在的な抗侵害受容部位である。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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神経系疾患の治療一般  ,  中枢神経系  ,  神経の基礎医学  ,  神経系の疾患  ,  精神衛生 

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