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J-GLOBAL ID:201902213990592757   整理番号:19A0733544

重度外傷患者の死亡率に対する血液タイプOの影響:後ろ向き観察研究【JST・京大機械翻訳】

The impact of blood type O on mortality of severe trauma patients: a retrospective observational study
著者 (6件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 100  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7474A  ISSN: 1364-8535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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最近の研究は,止血障害と出血を含む様々な疾患に対する潜在的リスクとしてABO血液系の違いを意味している。本研究では,重症外傷患者の死亡率に対するABO血液型の差の影響を評価した。日本における2つの三次救急医療センターにおいて,遡及的観察研究を実施した。外傷を伴う外傷患者(ISS)>15が含まれた。異なる血液タイプ(タイプO対他の血液タイプ)と全原因死亡率の結果,原因となる死亡率(exsanguination,外傷性脳損傷,その他)との間の関連性を,単変量および多変量競合リスク回帰モデルを用いて評価した。さらに,結果に及ぼす血液タイプOの影響を,年齢,ISS,および改訂された外傷スコア(RTS)のために調整された多変量解析における回帰係数を用いて評価した。合計901名の患者を本研究に含めた。研究集団をABO血液型に基づいて分割した:タイプO,284(32%);タイプA,285(32%);タイプB,209(23%);タイプAB,123(13%)。血液タイプOは高死亡率と関連していた(血液タイプOの患者の28%,他の血液タイプの患者の11%;p<0.001)。さらに,この関連は多変量モデルで観察された(調整オッズ比=2.86,95%信頼区間1.84~4.46;p<0.001)。全原因院内死亡率に及ぼす血液タイプOの影響は,ISSにおける12の増加,RTSにおける1.5の減少,および年齢における26の増加に匹敵した。さらに,血液タイプOは,他の血液タイプと比較して,より高い原因特異的死亡率およびより短いVFDと有意に関連していた。しかし,2群間の輸血量に有意差は認められなかった。血液タイプOは重症外傷患者における高死亡率と有意に関連しており,結果に大きな影響を有している可能性がある。この関連の基礎となる機構を解明するさらなる研究が,適切な介入を開発するために必要である。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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感染症・寄生虫症一般 
引用文献 (19件):
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