抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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記号回帰は,与えられたデータの有限集合に適合できる関数の数学的表現を見出すことを目的としている。この問題は遺伝的プログラミング(GP)の分野における性能を評価するための典型的な問題である。デカルトGP(CGP)はGPの拡張の一つであり,グラフ構造プログラムを生成する。グラフ構造を用いることによって,解をよりコンパクトなプログラムによって表現することができた。したがって,CGPは様々な問題に広く適用されている。標準的な記号回帰問題において,サンプルデータは単純な関数によって表現され,それは連続的で滑らかである。一方,実世界で出現する複雑なシステムにおいて,不連続または非平滑関数によりそれらを生成することができる。従来のGPまたはCGPをこの複雑なシステムのモデリングに適用すると,良好な性能を得ることは困難である。本論文では,複雑な記号回帰問題に対する新しいCGPフレームワークを提案した。提案したCGPは出力ノードをモジュール化し,モジュールの突然変異を導入して探索中のモジュール数を増加させるか減少させた。各モジュールは,ネットワークの出力に対応するノードと,使用される出力を選択するノードから構成される。各入力に対して出力ノードを切り替えることにより,目的関数の各部分に対して適切な値を出力することが可能である。目的関数がいくつかの異なるサブ関数場に分割される記号回帰問題に適用することにより,その有効性を調べた。実験結果は,それが従来のCGPより優れていることを示した。Copyright 2019 The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】