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J-GLOBAL ID：201902214074245123   整理番号：19A2821121

東北日本,Chokai火山,過去2500年間のラハール記録:流動挙動,起源火山活動,及び危険性の示唆【JST・京大機械翻訳】

Lahar record during the last 2500 years, Chokai Volcano, northeast Japan: Flow behavior, sourced volcanic activity, and hazard implications

著者 (5件)： Minami Yusuke (Geological Survey of Japan, AIST, Tsukuba 305-8567, Japan) ,  Ohba Tsukasa (Faculty of International Resource Science, Akita University, Akita 010-8502, Japan) ,  Hayashi Shintaro (Graduate School of Education, Akita University, Akita 010-8502, Japan) ,  Saito-Kokubu Yoko (Tono Geoscience Center, Japan Atomic Energy Agency, Toki 509-5102, Japan) ,  Kataoka Kyoko S. (Research Institute for Natural Hazards and Disaster Recovery, Niigata University, Niigata 950-2181, Japan)
資料名： Journal of Volcanology and Geothermal Research  (Journal of Volcanology and Geothermal Research)
巻： 387  ページ： Null  発行年： 2019年 
JST資料番号： B0770B  ISSN： 0377-0273  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 火山の底に発達した火山性扇状地と火山砕屑性隆起(リング平原)は,火山に起源を持つ高流量の堆積物を含むラハール流の生成物を保存している。火山扇状地の地質学的および地形学的特徴は,溶岩のような遠く到達する流れの流れ特性と歴史を議論するために重要である。本研究は東北日本のCho海火山の北部基地における火山性扇状地堆積物に焦点を当てた。筆者らは,地形学的解析,火山扇状地の遠位部における掘削調査,堆積相解析,放射性炭素年代測定,および歴史的文書解析を行い,堆積過程の変化とそれらの引き金となる火山活動の変化に関連して,遠く到達するラハールの流れ特性と歴史を理解した。手動トレンチとコーリングによる地質学的観察は,火山扇状地が少なくとも5つの大きなラハールイベントによって形成された一連のラハール堆積物から成ることを明らかにした。ラハール堆積物の14C年代と歴史的文献とのそれらの相関は,大規模なラハールが,2nd~5世紀のBCE(L1)において,火山扇状地を移動させたことを示している。2~4世紀BCE(L2);5~7世紀CE(L3);871CE(L4);そして,1801CE(L5)は,Kisakデブリ雪崩(2.5ka)の後にあった。層序,マグマフラグメントの比率,堆積物中の熱水変質物質含有量,歴史的文献との相関によると,これらのラハール現象は,それらの物質源の観点から3つのタイプに分類できる。(1)デブリ雪崩堆積物(L1)によって供給される凝集性土石流。(2)マグマ噴火(L2,L3,L4,L5-1サブユニット)による非粘着性ラハール;(3)phatic噴火(L5-2サブユニット)による粘着性土石流。相解析は,ラハールの異なる流れ挙動がそれらの供給された火山活動を反映することを明らかにした。デブリ雪崩堆積物を組み込んだ最も古いラハール(L1)は,有害な粘着性土石流として流れた。マグマ噴火(L2,L3,L4,およびL5-1サブユニット)後のラハールは,砂質土石流の流れ変換を通して河川流になる傾向がある。また,テフラ噴火による凝集性ラハール(L5-2サブユニット)は小規模である傾向がある。これらの結果は,ラハールの特性が主に因果火山活動に依存することを示している。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 地質学 ,  放射性炭素法年代測定 ,  扇状地 ,  海洋 ,  火山砕屑物 ,  土石流 ,  噴火活動 ,  溶岩 ,  *火山 ,  流量 ,  マグマ ,  砕屑堆積物 ,  地形学 ,  *火山泥流 ,  層序

著者キーワード (4件)： LAHAR ,  火山扇状地 ,  火山砕屑物 ,  cho海火山

分類 (1件)： 火山地質学一般  (DE07070L)

タイトルに関連する用語 (7件)： 東北日本 ,  火山 ,  ラハール ,  流動 ,  挙動 ,  起源 ,  火山活動