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J-GLOBAL ID：201902214279130903   整理番号：19A0604519

ベンチマーク問題3:エネルギー消費と動的性能の両立を目指した新モビリティ用車両制御

Benchmark Problem No. 3 : Vehicle Dynamics Control for a New Mobility to Satisfy Both Energy Consumption and Vehicle Dynamics Performance

著者 (1件)： 平野豊 (トヨタ自動車株式会社 未来創生センター S-フロンティア部)
資料名： 計測と制御  (Journal of the Society of Instrument and Control Engineers)
巻： 58  号： 1  ページ： 48-49(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： F0131A  ISSN： 0453-4662  CODEN： KESEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・将来の小型軽量4輪IWM車両を題材に,車両運動性能とエネルギー消費を,アクチュエータの制約条件下で最適化するベンチマーク問題を設定。
・本ベンチマーク問題は,冗長かつ干渉系となる各輪の操舵角,キャンバ角,駆動・制動力を最適に制御することで,所望の運動性能を最小のエネルギー消費で実現すること。
・車両モデルの構成は,車体,サスペンション,タイヤ,IWM。その電気駆動系のモデルは,異種物理系モデリング言語Modelicaのモデルで提供。
・研究発表例として,モデル予測制御(MPC)による冗長な制御系を最適設計,H_∞制御系を設計,階層化された制御系による手法,実時間最適制御を用いた手法など発表。

シソーラス用語： ベンチマーク ,  *エネルギー消費 ,  *動特性 ,  *制御 ,  交通政策 ,  アクチュエータ ,  最適化 ,  角度 ,  駆動力 ,  力 ,  懸架装置 ,  タイヤ ,  電動機 ,  応用向き言語 ,  予測制御 ,  シミュレーション
準シソーラス用語： IWM ,  Modelica ,  サスペンション装置 ,  モデル予測制御 ,  モビリティ【交通】 ,  *車両制御 ,  制動力【ブレーキ】 ,  操舵角 ,  *動的性能

著者キーワード (10件)： 自動車制御 ,  車両運動 ,  将来モビリティ ,  最適制御 ,  冗長系 ,  Automotive control ,  Vehicle dynamics ,  Future mobility ,  Optimal control ,  Redundant system

分類 (2件)： 自動車設計・構造・材料一般  (QG03010O) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H)

引用文献 (9件)：

• 1) J. Andreasson: On Generic Road Vehicle Motion Modeling and Control, Doctoral thesis KTH (Royal Institute of Technology, Sweden), Aeronautical and Vehicle Engineering, Trita-AVE, ISSN 1651-7660; 2006:85 (2006)
• 2) 平野 豊:エネルギー消費と動的性能の両立を目指した新モビリティ用車両制御,学術講演会前刷集,146-11,9/12 (2011)
• 3) 小田,野中:ドライバモデルに基づく車両応答を考慮した小型電気自動車のモデル予測スライディングモード制御,自動車技術会2016年春季学術講演会 (2016)
• 4) 尹,西村:超小型4輪インホイールモータ電気自動車に対するヨー安定化制御システム設計,第57回 自動制御連合講演会 (2014)
• 5) 後藤,浅井:階層構造を有する電気自動車の車両運動特性安定化制御系:下位層の動特性に対するゲインスケジュールド設計,第1回 制御部門マルチシンポジウム (2014)

タイトルに関連する用語 (5件)： ベンチマーク ,  エネルギー消費 ,  動的性能 ,  モビリティ ,  車両制御