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J-GLOBAL ID：201902214470631607   整理番号：19A1884300

溶液中およびdsDNA中に挿入されたときの,その基底および第一励起電子状態におけるオキサゾール黄色染料の分子動力学【JST・京大機械翻訳】

Molecular Dynamics of Oxazole Yellow Dye in its Ground and First Excited Electronic States in Solution and when Intercalated in dsDNA

著者 (3件)： Jin Chi (Department of Chemistry, Michigan State University, Michigan, United States) ,  Cerutti David (Department of Chemistry, Michigan State University, Michigan, United States) ,  Cukier Robert I. (Department of Chemistry, Michigan State University, Michigan, United States)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 121  号： 44  ページ： 10242-10248  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： オキサゾールイエロー(YOPRO)は,リンカーにより結合されたベンゾオキサゾールとキノリン環からなるシアニン染料であるが,水中ではほとんど非蛍光性であるが,その蛍光は二本鎖DNAにおけるインターカレーション後に大きく増強され,DNA濃度アッセイの基礎を形成する。この違いを調べるために,基底S0および第一励起S1電子状態における二つのリンカー二面角に対する新しいポテンシャルエネルギー面を開発した。アンブレラサンプリング分子動力学を用いて,リンカーの二つの二面角の周りの回転の自由エネルギーを得た。S1状態の二次元自由エネルギー表面は,S0電子状態極小からS1状態極小(約90,~0)へのFranck-Condon転移点にわたり,水とインターカレート時に得られる。水中では,YOPROのS1自由エネルギー表面はFranck-Condon点から完全に下方にあるが,インターカレーションされると経路に障壁がある。したがって,DNA中にインターカレーションすると,S1YOPROは水中よりも拘束され,インターカレーションがリンカー周辺の環回転運動を阻害し,したがって非放射緩和を強く減少させ,より高い蛍光強度をもたらすという仮説を支持した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 二次元 ,  *励起 ,  ポテンシャルエネルギー面 ,  *染料 ,  転移温度 ,  *DNA【核酸】 ,  *電子状態 ,  緩和現象 ,  蛍光 ,  インターカレーション ,  *分子動力学 ,  自由エネルギー ,  窒素複素環化合物 ,  酸素複素環化合物
準シソーラス用語： リンカ ,  *二本鎖DNA , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 核酸一般  (EB04010U) ,  有機化合物のルミネセンス  (BM08094A)

物質索引 (1件)： オキサゾール

タイトルに関連する用語 (9件)： 溶液 ,  dsDNA ,  基底 ,  励起 ,  電子状態 ,  オキサゾール ,  黄色 ,  染料 ,  分子動力学