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J-GLOBAL ID：201902214517736521   整理番号：19A1951302

Rhynchosporiumにおける多種NIP1エフェクターの出現は遺伝子重複と損失の高率を伴う【JST・京大機械翻訳】

The emergence of the multi-species NIP1 effector in Rhynchosporium was accompanied by high rates of gene duplications and losses

著者 (4件)： Mohd-Assaad Norfarhan (Plant Pathology, Institute of Integrative Biology, ETH, Zurich, 8092 Zurich, Switzerland) ,  Mohd-Assaad Norfarhan (School of Biosciences and Biotechnology, Faculty of Science and Technology, Universiti Kebangsaan Malaysia, 43600 Bangi, Selangor, Malaysia) ,  McDonald Bruce A. (Plant Pathology, Institute of Integrative Biology, ETH, Zurich, 8092 Zurich, Switzerland) ,  Croll Daniel (Laboratory of Evolutionary Genetics, Institute of Biology, University of Neuchatel, 2000 Neuchatel, Switzerland)
資料名： Environmental Microbiology  (Environmental Microbiology)
巻： 21  号： 8  ページ： 2677-2695  発行年： 2019年 
JST資料番号： W2561A  ISSN： 1462-2912  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物病原体は宿主を操作し,感染を促進するためにエフェクタ蛋白質を分泌する。同族宿主はこれらのエフェクタの検出に対して強い防御応答を引き起こす。その結果,病原体と宿主は,エフェクターと受容体の適応進化により駆動される急速な共進化的アームレースを受ける。ターンオーバーのそれらの高い速度のため,ほとんどのエフェクタは種特異的であると考えられ,進化的な軌跡はほとんど理解されていない。ここでは,多宿主病原体属Rhynchosporiumにおける壊死誘導蛋白質1(NIP1)エフェクタを検討した。4つの近縁種をカバーする146株の全ゲノム集合体を用いて,NIP1遺伝子座の進化史を再追跡した。NIP1オーソログは全ての種に存在したが,遺伝子座は一貫して存在しない多型を分離し,長期の均衡選択を示唆した。著者らはまた,複数の種の間で共有されたNIP1の以前に未知のパラログを同定し,R.commune内で実質的なコピー数の変化を示した。NIP1Aパラログは有意な陽性選択下にあり,NIP1Aが宿主免疫受容体と共進化する優性エフェクタ変異体であることを示唆した。この予測と一致して,NIP1Aにおけるコピー数変化は,NIP1Bよりも毒性に強い影響を有することを見出した。著者らの分析は,病原体エフェクタファミリーの起源と多様化機構を明らかにし,病原体が適応遺伝的変異をどのように獲得するかについて解明した。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 病原体 ,  優性 ,  高速度 ,  コピー数 ,  多様化 ,  *エフェクタ ,  ゲノム ,  壊死 ,  受容体 ,  ターンオーバー
準シソーラス用語： パラロガス遺伝子 ,  オルソログ ,  近縁種 ,  共進化 ,  *Rhynchosporium , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 菌類による植物病害  (FC04052Y) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 多種 ,  エフェクター ,  遺伝子重複 ,  損失