文献
J-GLOBAL ID:201902214590773639   整理番号:19A1328154

木の植栽における集中的媒介生物と病害防除によるグリーニング病(HLB)の防除

Management of Huanglongbing (HLB) by an Intensive Vector and Disease Control in the Surroundings of the Orchard, in Addition to Planting HLB-free Trees in Okinawa, Japan
著者 (10件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 103-108(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: Y0175A  ISSN: 0021-3551  CODEN: JARJA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
日本の沖縄における果樹園周囲へのグリーニング病(HLB)フリー樹柑橘類のグリーニング病(HLB)は世界中で最も破壊的な柑橘類病害の1つである。原因物質,Candiidatus Liberibacter asiaticus(Las)は,アジア柑橘キジラミ科,Diaphorina citri(Hemiptera : Liviidae)によって媒介される。沖縄において,2000年の始めに,HLBは広範囲にわたって発生した。HLBフリー樹木の局所制御と植栽は,HLBを管理するための必要な対策と考えられた。2006年に,25のHLBフリー樹木を沖縄の実験圃場に植えた。次に,殺虫剤を噴霧カレンダー(実験期間中,イミダクロプリド20%,チアメトキサム10%,ジノテフラン20%,クロチアニジン16%)に従って実験圃場に散布し,各施用率は0.1L/m2であった。さらに,殺虫剤散布[フェニトロチオン50%,2006年から2008年2回,鉱物油97%,メチダチオン40%(6月~7月)],各施用率0.1L/m2,および住宅地でのHLB陽性樹の除去を続けた。2010年までは,キジラミ科は非常に少なく,25の植えられた樹木のいずれも,実験圃場においてHLBに感染しなかった。2011年においても,25の樹木のうちの3つだけが感染しており,HLBフリー樹木が最初に植えられたとき,HLB感染率は低く,そして,局所的防除(住宅地域における害虫防除および感染樹木の除去)は,栽培の初期段階において有効であることを示した。この結果は,日本でも,局所制御と植栽HLBフリー樹木がHLB管理に有効であることを示唆した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
果樹  ,  細菌による植物病害  ,  植物の病虫害防除一般 
物質索引 (4件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
引用文献 (25件):
もっと見る

前のページに戻る