抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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社会感情選択性理論は,将来のイベントのために,拡張的な将来の時間展望を持つ人が正と負の情報を等しく採用しているが,限られた将来の時間展望を持つ人は負の情報を選択するのに好都合であり,情報処理バイアスを示唆する。したがって,本研究は,将来のメンタルイメージが将来の時間展望に影響を及ぼすかどうか,および注意バイアスが操作された将来の時間展望条件下で観察されるかどうかを調べるために実施された。抑欝傾向を制御するために,高い抑うつ傾向を有する大学生24名(男性6名,女性18名,平均年齢18.46歳,標準偏差(SD)=0.66歳)および低抑うつ傾向(男性7名,女性15名,平均年齢18.73歳,SD=1.12)を,限られた(膨張性)将来の時間展望条件を達成するために,長期(短期)将来の精神的画像を作成するために指示されていることが示唆された(男性7名,女性15名;平均年齢=18.73歳,SD=1.12)。次に,注意バイアスを,長いキュー提示を伴う外因性キュー作業を用いて調べた。本研究で用いた操作法の有効性を確認し,注意バイアスに及ぼす影響の結果を分析した。負の刺激からの注意障害の困難さにおける有意差は,拡張的な将来の時間展望条件の下で,高い抑うつ傾向を有する参加者の間で観察された。Copyright 2018 Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】