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J-GLOBAL ID:201902214898914172   整理番号:19A0782378

サリドロシドは脳虚血後のミクログリア分極調節により神経保護を提供する【JST・京大機械翻訳】

Salidroside provides neuroprotection by modulating microglial polarization after cerebral ischemia
著者 (19件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 39  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7329A  ISSN: 1742-2094  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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脳卒中後に,ミクログリアは「古典的に活性化された」炎症誘発性(M1)表現型と「代わりに活性化された」抗炎症性(M2)表現型に駆動される。サリドロシド(SLDs)は炎症を阻害し,神経疾患において保護効果を有することが知られているが,今日まで,脳卒中後のこれらの過程に関与する正確な機構はまだ解明されていない。本研究の目的は,脳卒中後の神経保護とミクログリア分極に対するSLDsの効果を測定することであった。雄成体C57/BL6マウスに,静脈内SLDs注射に続く局所一過性脳虚血を行った。最適用量は,脳梗塞容積と神経機能の評価によって決定した。RT-PCRと免疫染色を行い,ミクログリアの分極を評価した。トランスウェルシステムと直接接触共培養システムを用いて,オリゴデンドロサイト分化とニューロン生存に及ぼすSLDS誘導ミクログリア分極の影響を解明した。SLDsは脳梗塞を有意に減少させ,脳虚血後の神経機能を改善した。SLDs処理はM1ミクログリア/マクロファージマーカーの発現を減少させ,脳卒中後のM2ミクログリア/マクロファージマーカーの発現を増加させ,M1表現型からM2表現型への初代ミクログリアを誘導した。さらに,SLDs処理はミクログリア食作用を増強し,微小グリア由来炎症性サイトカイン放出を抑制した。オリゴデンドロサイトとSLDS処理M1ミクログリアの共培養はオリゴデンドロサイトの分化を増加させた。さらに,SLDsはミクログリアM2分極を促進することにより酸素グルコース枯渇に対してニューロンを保護した。これらのデータは,SLDsがミクログリア分極を調節することにより脳虚血に対して保護することを示す。SLDS仲介ミクログリア分極に関与する機構の理解は,脳卒中後の新しい治療機会をもたらす可能性がある。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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神経の基礎医学 
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