文献
J-GLOBAL ID:201902214905841128   整理番号:19A1164426

名古屋大学における学生の実験関連事故リスクの統計的解析

Injury risk estimation for students involved in experimental work in Nagoya University
著者 (5件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 1-7(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U0575A  ISSN: 2186-3725  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
大学における教育研究時,特に実験やフィールドワーク等がかかわる場合に学生が被災する事故が多く発生している。事故を防止するため,大学等では事故情報の収集やフィードバックなど,様々な取り組みが行われている。本研究では大学で実験等にかかわる学生の業務災害リスクを統計的に評価するため,名古屋大学東山地区在籍の学生を対象に,2014年度から2017年度の業務災害データを発生頻度(年千人率)の観点から解析した。その結果,学生の実験関連業務災害の発生件数は学生の在籍学年によって大きく異なり,学部4年生および修士課程1年生が最も高かった。これを学部1・2年,学部3・4年,修士課程および博士課程の4区分での年千人率として計算すると,それぞれ0.5,4.6,5.6および3.9だった。一方,実験に従事しない学生も含んだすべての学生の非実験業務災害の年千人率は0.7だった。これらの値を用い,学生が大学に6年間(学部4年間,修士課程2年間)在籍した場合の業務災害リスクを計算した結果,実験従事学生の業務災害リスク25.6に対し,実験非従事学生の業務災害リスクは4.2だった。すなわち,学生が6年間在学した場合,実験従事学生は実験非従事学生に比べ,業務災害に被災する可能性が約6倍高いことがわかった。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の災害,防災  ,  科学技術教育 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る