文献

J-GLOBAL ID：201902215311728928   整理番号：19A1022150

過酸化水素損傷に対するベルベリンの保護作用【JST・京大機械翻訳】

Protective effect of coptisine on vascular endothelial cells injured by hydrogen peroxide

著者 (3件)： Wei Cheng (南京大学医学院附属鼓楼医院薬学部,江蘇南京,210008) ,  Liu Jinchun (南京大学医学院附属鼓楼医院薬学部,江蘇南京,210008) ,  Ge Weihong (南京大学医学院附属鼓楼医院薬学部,江蘇南京,210008)
資料名： Zhongguo Yiyao Daobao  (Zhongguo Yiyao Daobao)
巻： 16  号： 3  ページ： 4-7,21,Back Cover  発行年： 2019年 
JST資料番号： C3305A  ISSN： 1673-7210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的:過酸化水素(H2O2)で損傷した血管内皮細胞に対するベルベリンの保護作用とその機序を検討する。【方法】ヒト臍静脈内皮細胞(EA.hy926)を,対照群,モデル群,および投与群に分割した。対照群には新鮮培地を加え、モデル群はH2O2に4時間刺激し、投与群は異なる濃度のベルベリン(2.5、10,20、40μmol/L)で4h前処理し、H2O2で4h刺激した。細胞生存率をMTSによって測定し,細胞内活性酸素種(ROS)を蛍光プローブ-ジヒドロエチジウム(DHE)染色によって検出し,アポトーシスをアネキシンV-FITC/PI二重染色によって検出した。カスパーゼ-3,Bcl-2およびBaxの変化をウエスタンブロット法で検出した。【結果】対照群と比較して,モデル群の細胞生存率とBcl-2蛋白質発現は有意に減少し,ROS,アポトーシス率,カスパーゼ-3とBax蛋白質発現は有意に増加した(P<0.01)。モデル群と比較して,投与群の細胞生存率とBcl-2蛋白質発現は,用量依存的に増加し,ROS濃度,アポトーシス率,カスパーゼ-3とBax蛋白質発現は,用量依存的に減少した。有意差があった(P<0.01)。【結語】ベルベリンは,H2O2誘発EA.hy926細胞の生存率,細胞内ROS上昇,アポトーシス増加,カスパーゼ-3およびBax蛋白質発現の上方制御およびBcl-2蛋白質発現のダウンレギュレーションを阻害する。H2O2損傷に対する血管内皮細胞の保護作用は,用量依存性であった。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 投与 ,  血管内皮細胞 ,  Baxタンパク質 ,  生存率 ,  カスパーゼ ,  *過酸化水素 ,  アポトーシス ,  ダウンレギュレーション ,  染色 ,  *保護作用 ,  酸素複素環化合物 ,  ピリジニウム ,  プロトベルベリンアルカロイド ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： カスパーゼ3 ,  蛋白質発現 ,  BCL-2 ,  細胞生存率 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (1件)： ベルベリン

タイトルに関連する用語 (4件)： 過酸化水素 ,  損傷 ,  ベルベリン ,  保護作用