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J-GLOBAL ID:201902215491919525   整理番号:19A2032512

イカリインはSIRT3の誘導を介してロテノン誘発神経毒性を保護する【JST・京大機械翻訳】

Icariin protects rotenone-induced neurotoxicity through induction of SIRT3
著者 (18件):
資料名:
巻: 379  ページ: Null  発行年: 2019年 
JST資料番号: H0532A  ISSN: 0041-008X  CODEN: TXAPA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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サーチュイン-3(SIRT3)はミトコンドリア蛋白質の調節及び細胞の抗酸化特性の維持に必須なミトコンドリアNAD+依存性deacetylaseである。イカリイン(ICA)は種々の神経毒性誘導酸化ストレスに対して神経保護的であることが報告されている。本研究は,ICAがSIRT3の活性化を介してロテノン(ROT)誘導神経毒性に対して神経保護効果を発揮するかどうかを決定することを目的とした。ROTで処理したラットは,黒質(SN)におけるSIRT3およびペルオキシソーム増殖因子活性化受容体γ共活性化因子1α(PGC-1α)の蛋白質発現の減少と共に,ドーパミン(DA)ニューロンの著しい消失および運動機能の低下を示した。ICAの投与はDAニューロンの損失を有意に軽減し,行動機能を改善し,同時にSIRT3とPGC-1α発現を増強した。ROT誘導細胞毒性に対するICAの神経保護効果は,PC12細胞モデルでさらに確認され,ICA前処理によるROT処理細胞の生存の有意な改善を示した。ICAの細胞保護効果は,SIRT3阻害剤3-(1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)ピリジン(3-TYP)によるROT処理細胞で消失し,PGC-1α発現の結果として減少した。加えて,siRNAによるPGC-1αのノックダウンは,ICA仲介保護効果を抑制したが,SIRT3発現には影響せず,ICAの保護作用におけるSIRT3によるPGC-1αの調節の役割を示した。さらに,ICAはROTで処理した細胞において,ミトコンドリア呼吸,酸化状態,抗酸化酵素SOD活性の増強およびGSH/GSSG比を改善することを示した。しかしながら,ROT処理細胞に対するICAのこれらの保護効果は,SIRT3阻害剤3-TYPにより著しく消失した。著者らの知見は,ICAがSIRT3のアップレギュレーションを介して神経保護的役割を果たすことを示す。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物の毒性  ,  金属及び金属化合物の毒性 

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