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J-GLOBAL ID：201902215623978005   整理番号：19A2840317

津波による大規模渦を対象とした3次元汎用数値解析モデルの比較検討

COMPARISON EXAMINATION OF THREE-DIMENSIONAL GENERAL-PURPOSE NUMERICAL MODELS FOR TSUNAMI EDDY EXPERIMENT

著者 (3件)： 二村昌樹 ((株)ハイドロ総合技術研究所 研究開発センター) ,  川崎浩司 ((株)ハイドロ総合技術研究所 研究開発センター) ,  有光剛 (関西電力(株) 技術研究所)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 75  号： 2  ページ： I_19-I_24(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,津波に伴う大規模渦に関する水理模型実験を対象に,海岸・海洋工学分野で使用頻度が高い3次元数値解析モデルであるOpenFOAM,CADMAS-SURF/3D,T-STOCを取り上げ,各モデルの比較検討を実施した.はじめに,OpenFOAMを用いた水理模型実験の再現計算を通じて,計算精度に影響を及ぼす移流項の差分スキームについて検討を行った.その結果,高次精度の差分スキームを使用することが計算精度の向上を図れることから,本研究ではCADMAS-SURF/3DとT-STOCに対して2次精度風上差分スキームを導入して,解析モデルの比較検討を行った.その結果,流動場の時空間変化に差があるものの,各モデルは水理模型実験をおおむね再現できることを確認した.(著者抄録)

シソーラス用語： 津波 ,  *渦 ,  三次元 ,  *数学モデル ,  *研究 ,  数値計算 ,  水槽 ,  プログラムパッケージ ,  津波シミュレーション ,  シミュレータ ,  差分法 ,  移流
準シソーラス用語： OpenFOAM ,  再現計算 ,  *数値解析モデル ,  数値波動水槽 ,  *大規模渦 ,  *比較検討 ,  有限差分スキーム

著者キーワード (5件)： tsunami ,  numerical simulation ,  OpenFOAM ,  CADMAS-SURF/3D ,  T-STOC

分類 (2件)： 海岸工学  (RC13000X) ,  流体動力学一般  (BC02010G)

引用文献 (10件)：

• 1) ファムバンフック,長谷部雅伸,高橋郁夫:VOF法を用いた3次元津波解析に関する研究,土木学会論文集 B2(海岸工学),Vol. 68,No. 2,pp. I_71-I_75,2012.
• 2) 菅付紘一,原田隆典,野中哲也,中村真貴,馬越一也:貯蔵タンクに対する津波被害の判定方法,土木学会論文集 B2(海岸工学),Vol. 69,No. 2,pp. I_826-I_830,2013.
• 3) 財団法人沿岸技術研究センター:CADMAS-SURF/3D数値波動水槽の研究・開発,沿岸技術ライブラリー No. 39,2010.
• 4) 川崎浩司,松野哲弥,坂谷太基,有光剛:オイラー表記に基づく自由表面単相流・多相流解析モデルの比較検討,土木学会論文集 B2(海岸工学),Vol. 69,No. 2,pp. I_26-I_30,2013.
• 5) The OpenFOAM Foundation, https://openfoam.org/, 参照2019-04-03.

タイトルに関連する用語 (6件)： 津波 ,  大規模渦 ,  3次元 ,  汎用 ,  数値解析モデル ,  比較検討