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J-GLOBAL ID：201902215811090401   整理番号：19A2363968

絹繊維構造の理解に向けて:トリフルオロ酢酸処理前後のアラニンオリゴマの充填構造の13C固体NMR研究【JST・京大機械翻訳】

Toward Understanding the Silk Fiber Structure: ¹³C Solid-State NMR Studies of the Packing Structures of Alanine Oligomers before and after Trifluoroacetic Acid Treatment

著者 (3件)： Asakura Tetsuo (Department of Biotechnology, Tokyo University of Agriculture and Technology, Tokyo, Japan) ,  Okonogi Michi (Department of Biotechnology, Tokyo University of Agriculture and Technology, Tokyo, Japan) ,  Naito Akira (Department of Biotechnology, Tokyo University of Agriculture and Technology, Tokyo, Japan)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 123  号： 31  ページ： 6716-6727  発行年： 2019年 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 強固に充填された逆平行βシート(AP-β)構造を有するポリアラニン(ポリ-A)配列は絹繊維においてしばしば観察され,例外的に高い繊維引張強さに対する重要な寄与因子として役立つ。一般に,非晶質グリシンに富む領域に埋め込まれたポリA配列は,クモまたは野生カイコからの繊維型に依存して異なる長さを有する。本論文では,種々の長さのAP-βアラニンオリゴマの充填構造を,ポリA配列のモデルとして13C固体NMRを用いて研究した。これらは保護基の有無にかかわらずアラニンオリゴマを含んでいた(すなわち,それぞれN-およびC-末端に9-フルオレンイルメトキシカルボニルおよびポリエチレングリコール基)。充填構造の画分と立体配座をメチルNMRピークのデコンボリューション分析により決定した。トリフルオロ酢酸を用いてスタッガード充填構造を促進し,線形状は保護基を持たないオリゴマに対して著しく変化したが,保護基を有するオリゴマに対してはわずかにしか変化しなかった。3-13C単一標識アラニンヘプタマーのNMR分析とスタッガード充填ユニットの微細結晶構造を通して,AP-βアラニンヘプタマーに対するスタッガード充填形成の可能な機構を提案した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *NMR【磁気共鳴】 ,  *オリゴマ ,  引張強さ ,  立体配座 ,  ポリAMP ,  ロバスト性 ,  微結晶 ,  デコンボリューション ,  非晶質 ,  β構造 ,  脂肪族カルボン酸 ,  脂肪族フッ素化合物 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  第一アミン
準シソーラス用語： 保護基 ,  *固体NMR , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 有機化合物のNMR  (BM07044Q)

物質索引 (3件)： トリフルオロ酢酸 ,  グリシン ,  アラニン

タイトルに関連する用語 (5件)： 絹繊維 ,  理解 ,  トリフルオロ酢酸 ,  固体NMR ,  研究