抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:ヘリコバクター・ピロリ(Hp)感染と血清ペプシノーゲン(PG)の相関性を検討する。方法:752例の健康診断に参加した被験者を研究対象とし、Hp検査とPG測定を行い、Hp陽性とHp陰性者の血清PGレベルを比較し、HpとPGとの相関性について分析を行った。【結果】752例の被験者のうち,392例がHp陽性,52.1%が陽性率,360例がHp陰性,47.9%が陰性であった。Hp陽性患者のPGI、PGIIレベルはそれぞれ(77.57±28.66)、(18.52±8.87)μg/L、PGI/II比は(4.65±1.54)であった。Hp陰性患者のPGI、PGIIレベルはそれぞれ(56.72±15.47)、(9.91±4.30)μg/L、PGI/II比は(6.25±2.21)であった。Hp陽性患者のPGI、PGIIレベルはHp陰性者より明らかに高く、PGI/II比はHp陰性者より明らかに低下し、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。Pearson相関分析では,Hp感染はPGI,PGIIと正の相関があり(r=0.127,0.113,P<0.05),PGI/II比と負の相関を示した(r=-0.384,P<0.05)。結論:Hp感染と血清PGとの関係は密接であり、血清PGレベルはHp感染のスクリーニング及び診断に役立つ。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】