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J-GLOBAL ID：201902216022215420   整理番号：19A0958535

脱石油・低炭素化技術の最新の動向 ハウスの保温性向上のためのナノファイバー断熱資材の活用技術

著者 (1件)： 川嶋浩樹 (農研機構 西日本農業研究セ)
資料名： 施設と園芸
号： 185  ページ： 20-23  発行年： 2019年04月25日 
JST資料番号： L4219A  ISSN： 0912-666X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・本稿では,施設園芸での省エネルギー対策の基本であるハウスの保温性向上に関して,ナノファイバー断熱資材の活用技術について紹介。
・この中で,1)多層断熱被覆資材の断熱性,2)ナノファイバー断熱資材の開発の2項目に分けて,解説・紹介。
・ナノファイバーをシート状に加工することでナノファイバー断熱資材が開発・実用化されたこと,ナノファイバー断熱材は,従来の多層断熱被覆資材と比較して,薄くて断熱性が優れ,リサイクル可能で,製造装置も小型で可搬化できるためオンサイト製造の可能性も高く,価格も他分野での消費量の増加が期待できるので低くなることが見込めることなどを紹介。

シソーラス用語： *施設栽培 ,  *農業 ,  温室 ,  *材料 ,  特性 ,  減少
準シソーラス用語： *施設園芸 ,  *保温資材 ,  *ナノファイバー断熱材 ,  材料特性 ,  脱石油 ,  低炭素化

分類 (2件)： 園芸作物一般  (FC03041P) ,  作物栽培施設  (FB03040V)

引用文献 (14件)：

• 林真紀夫・大原基広・清水美智・山元隆義 (2011a):温室用被覆資材の熱貫流率測定装置の開発.農業施設.41(4).163-169.
• 林真紀夫・曽我部篤志・杉浦聡・近藤翔太郎・川嶋浩樹・岡田益己(2011b):熱貫流率測定装置を用いた被覆資材の断熱性評価,日本農業気象学会2011年全国大会講演要旨,46.
• 林真紀夫(2014):燃油価格高騰緊急対策と省エネ新技術の動向.施設と園芸,165,6-11.
• 亀田昌治・井野晴洋・木村照夫(2016):ホットエアーを利用して作製したナノファイバー不織布の熱的および機械的特性.日本線維機械学会第69回年次大会研究発表論文集,98-99.
• 川嶋浩樹・古市崇雄・宮内樹代史・直木武之介・長崎裕司(2013):多層保温被覆資材と水蓄熱体の利用がパイプハウスの暖房負荷に及ぼす影響,農業施設,44(2),73-82.

タイトルに関連する用語 (9件)： 石油 ,  低炭素化 ,  動向 ,  ハウス ,  保温性 ,  ナノファイバー ,  断熱 ,  資材 ,  活用