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J-GLOBAL ID:201902216302364202   整理番号:19A1478978

ERO1αはヒト癌細胞株における低酸素症の新規内因性マーカーである【JST・京大機械翻訳】

ERO1α is a novel endogenous marker of hypoxia in human cancer cell lines
著者 (5件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 510  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7305A  ISSN: 1471-2407  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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低酸素は,腫瘍の攻撃性に寄与する重要な因子であり,従来の治療に対する予後不良および耐性と相関する。したがって,腫瘍内の低酸素環境の同定は,癌生物学の理解および新規治療戦略の開発に極めて有用である。いくつかの研究は,炭酸アンヒドラーゼ9(CA9)が低酸素および潜在的治療標的の信頼できるバイオマーカーであることを示唆しているが,ピモニダゾールは外因性低酸素マーカーとして同定されている。しかしながら,他の研究は,CA9発現が低酸素により直接誘導されないことを示し,それは全てのタイプの腫瘍で発現しない。従って,本研究では,小胞体に局在する蛋白質である小胞体ジスルフィドオキシダーゼ1α(ERO1α)に焦点を当て,蛋白質におけるジスルフィド結合の形成に関与し,それが潜在的腫瘍低酸素バイオマーカーとして役立つかどうかを決定した。定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応を用いて,異なる正常および癌細胞系におけるERO1αおよびCA9のmRNA発現を分析した。また,ウエスタンブロット法により,これらの細胞系におけるERO1αとCA9の蛋白質発現レベルを測定した。次いで,低(CA9-低)及び高(CA9-高)レベルのCA9を発現するHCT116及びHeLa細胞における低酸素誘導性ERO1α及びCA9発現及び局在化を調べた。比較分析は,陽性対照として外因性低酸素マーカーであるピモニダゾールを用いて行った。低酸素症の間の腫瘍球におけるERO1αとCA9の発現と局在を,腫瘍球形成分析によって分析した。最後に,マウスモデルを用いて,いくつかの細胞系を用いて腫瘍異種移植におけるERO1αおよびCA9の局在化を調べた。著者らは,ERO1α発現が慢性低酸素下で増加することを見出した。結果は,ERO1αが全ての試験した癌細胞系で低酸素誘導であることを示す。さらに,CA9とピモニダゾールを用いた比較分析において,ERO1αはCA9-低およびCA9-高細胞系の両方においてピモニダゾールへの類似の局在化を有していた。Ero1αはCA9よりも信頼性が高く,癌の診断バイオマーカーおよび治療標的として使用できる新しい内因性慢性低酸素マーカーとして役立つことができる。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  遺伝子発現 
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