抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
手足口病はエンテロウイルスによるよく見られる児童伝染病であり、学齢前児童は主要な病気の対象である[1]。1957年にニュージーランドのSeddonは初めて手足口病に対して症状の記述を行った[2]。1958年にカナダRobinsonは患者の糞便と咽頭スワブからコクサッキーウイルスA群16型(CoxA16)を分離し、病原と確認した。1972年エンテロウイルス71型(EV71)はアメリカで初めて確認され、手足口病の主な病原体となっている[3]。手足口病の病原は、コクサッキーウイルスA群16、4、5、7、9、10型、B群2、5、13型とエコウイルス(ECHOviruses)及びEV71など20種類の腸ウイルスからなり、そのうちEV71とCoxA16は優勢株型である。この2種類のウイルスの毎年の流行ピークは中国の大部分の地域で交互に現れた。その他のエンテロウイルスの中でCoxA6、CoxA10で検出陽性率が最も高かった。手足口病の伝染源は病例と隠性感染者を含み、その伝染性が強く、伝播経路が複雑、児童が普遍的に感じやすいため、制御の難度が大きい。2008年手足口病から、C型伝染病の管理に組み込まれた以来、その流行状況及び予防措置は広く注目され、重視されている。ここで、手足口病の流行及び関連の研究進展について総説する。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】