抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,ピリジン,ピリダジンおよびピリミジンに対する正確な平衡(r_e)構造が決定されている。本論文では,構造的に関連する分子ピラジン,s-トリアジンおよびs-テトラジンに対する正確なr_e構造を報告する。これらは,コア-価電子相関を考慮するために,大きな相関無撞着基底関数系(cc-pCVQZ-F12)と組み合わせて,明確に相関した結合クラスタ理論(CCSD-(T)-F12b)に基づく複合アプローチを用いて得られた。反復三重励起(CCSDT),非反復四重励起(CCSDT-(Q))およびスカラー相対論的寄与(DKH2-CCSD-(T))の効果を補正するために追加項を含めた。この計算手順の性能を,選択した小分子に関する試験計算により確立した。s-トリアジンについて,親分子の正確な実験的基底状態回転定数(B_0)と文献からの6D_3h同位体を用いて,半実験的r_e構造を決定した。これは,現在の複合アプローチからの最良の推定と本質的に同一であることが分かった。s-トリアジンの現在推奨されている平衡構造パラメータは,r_e(CH)=108.17pm,r_e(CN)=133.19pm,θ_e(NCN)=125.95°であり,それぞれ±0.10pmと±0.10°の不確実性を推定した。ピラジンとs-テトラジンに対する予測された平衡幾何学は,同じ精度であることが期待される。ピラジン:R_e(CH)=108.16pm,r_e(CN)=133.34pm,r_e(CC)=139.07pm,θ_e(CNC)=115.60°,θ_e(HCC)=120.75°;s-テトラジン:R_e(CH)=107.95pm,r_e(CN)=133.39pm,r_e(NN)=132.01pm,θ_e(NCN)=126.59°。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】