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J-GLOBAL ID：201902216596392225   整理番号：19A2414551

振動励起水素イソシアニドからの衝突エネルギー移動【JST・京大機械翻訳】

Collisional Energy Transfer from Vibrationally Excited Hydrogen Isocyanide

著者 (2件)： Wilhelm Michael J. (Department of Chemistry, Temple University, Pennsylvania, United States) ,  Dai Hai-Lung (Department of Chemistry, Temple University, Pennsylvania, United States)
資料名： Journal of Physical Chemistry A  (Journal of Physical Chemistry A)
巻： 123  号： 32  ページ： 6927-6936  発行年： 2019年 
JST資料番号： C0334B  ISSN： 1089-5639  CODEN： JPCAFH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 不活性ガス原子による振動励起水素イソシアニド(HNC)の衝突失活を,ナノ秒時間分解Fourier変換赤外発光分光法を用いて特性化した。平均発生内部エネルギー25.9±1.4kcal/molをもつHNCを,ビニルシアニド(CH_2CHCN)の193nm光分解後に発生させ,不活性原子ガス:He,Ar,Kr,およびXeとの衝突により不活性化した。時間依存IR発光は,振動励起HNCからのν_1NHとν_3 NC伸縮放出の同時実験観測を可能にした。その後のスペクトル適合分析により,各スペクトルにおけるHNCの平均エネルギーの直接決定が可能になり,したがって,内部エネルギーの関数として,衝突当たりの平均エネルギー損失<ΔE>の測定が可能になる。励起HNCの衝突失活は比較的効率的であることが示され,類似の内部エネルギーにおいて比較可能なサイズの分子よりも1桁以上大きい<ΔE>値を示した。さらに,より軽い不活性ガスはより効率的な消光剤であることを示した。両観測は,反発力支配振動-並進エネルギー移動機構を通してモデル化された運動量ギャップ則によって定性的に説明できる。天体物理的HNCの観測された過剰存在に対する寄与因子としての効率的な衝突不活性化の実現可能性を議論した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *振動励起 ,  *水素 ,  キャラクタリゼーション ,  キセノン ,  消光剤 ,  *イソシアニド ,  時間依存性 ,  不活性化 ,  発光 ,  *励起 ,  内部エネルギー ,  不活性ガス ,  スペクトル ,  モデリング
準シソーラス用語： 失活 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 無触媒気相反応  (CB06050Y) ,  分子間相互作用  (BH07020P)

タイトルに関連する用語 (4件)： 振動励起 ,  水素 ,  イソシアニド ,  衝突エネルギー