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J-GLOBAL ID:201902217010607591   整理番号:19A0180222

水素供与体としてメタノールを用いたハイドロタルサイト誘導銅触媒上でのバイオマスベースのフルフラールと5-ヒドロキシメチルフルフラルの選択的移動水素化【JST・京大機械翻訳】

Selective Transfer Hydrogenation of Biomass-Based Furfural and 5-Hydroxymethylfurfural over Hydrotalcite-Derived Copper Catalysts Using Methanol as a Hydrogen Donor
著者 (3件):
資料名:
巻:号:ページ: 5982-5993  発行年: 2017年 
JST資料番号: W5047A  ISSN: 2168-0485  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ハイドロタルサイト前駆体から誘導された一連の安価な銅ベース触媒を,溶媒および水素供与体としてメタノールを用いて,バイオマスベースフルフラール(FFR)のフルフリルアルコール(FA)および2-メチルフラン(MF)への選択的移動水素化に対してスクリーニングした。X線回折(XRD),走査型電子顕微鏡(SEM),透過型電子顕微鏡(TEM),熱重量分析/示差熱分析(TGA/DTA),アンモニア雰囲気中での温度プログラム化脱着(H_2-TPR),ピリジン吸着の赤外(IR)スペクトル,X線光電子分光法(XPS)などの種々の方法により,調製した触媒の特異的組織特性を特性化した。銅触媒は,メタノール中,473Kで94.0mol%のFA収率を与えることにより,FFRからFAへの変換に対して優れた移動水素化選択性を示した。773KでのH_2/N_2による銅触媒の処理は,活性化試料中の金属Cu種の形成をもたらした。興味あることに,得られた活性化銅触媒は,513Kで94.1mol%のMF収率を生成することにより,FFRからMFへの変換に好都合であった。FFRからMFへの変換はFFR水素化と逐次FA水素化分解のタンデム反応を含んでいた。一方,触媒表面上の金属Cu種と酸性サイト間の相乗効果がMF形成に重要な役割を果たした。さらに,活性化銅触媒は,5-ヒドロキシメチルフルフラル(HMF)の2,5-ジメチルフラン(DMF)への別のバイオマス関連の重要な変換に対して,望ましいDMF収率96.7mol%で優れた性能を示した。リサイクル実験は,銅と活性化銅触媒の両方が5回のリサイクル後に良好な活性と安定性を維持することを明らかにした。本研究は,容易に入手可能で安価な銅-メタノール触媒システムを用いたグリーン,効率的,バイオマス関連水素化反応に対する新しい展望を強調し,一方,外部水素供給なしでの研究を強調した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の触媒  ,  触媒操作  ,  酸化,還元 

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