抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】早期胃癌患者における血清再生蛋白質4(REG4)と糖類抗原19-9(CA19-9)の発現とその意義を検討する。[方法]当病院の2015年6月から2016年6月にかけて、早期胃癌と診断された患者90例を観察群とし、同時に、当病院の健康診断センター90例の健常者を対照群とした。両群の空腹時血液サンプルを採集し、酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)を用いて、両群の血清REG4発現レベルを測定し、化学発光免疫測定法にて血清CA19-9発現レベルを測定した。腫瘍病期,組織型,分化度,および部位などの組織病理学的パラメータを,胃鏡検査と組織病理学的検査によって特定した。両群の血清REG4とCA19-9レベルを比較し、観察群の血清REG4、CA19-9と性別、年齢と腫瘍分期、分化程度などの病理学的パラメータとの相関性を検討した。【結果】観察群の血清REG4とCA19-9レベルは,対照群に比して有意に高かった(P<0.05)。Ib期患者の血清REG4、CA19-9水はIa期より明らかに高かった(P<0.05)。血清REG4、CA19-9の腫瘍分化程度における分化者レベルは高分化者より明らかに高く、腫瘍分化程度低分化者レベルは中分化者より明らかに高かった(P<0.05)。血清REG4、CA19-9は浸潤程度粘膜下層において浸潤程度粘膜層より明らかに高かった(P<0.05)。腫瘍直径>3cmの患者は腫瘍直径23cmの患者より著しく高く(P<0.05)、腫瘍直径23cmの患者のレベルは腫瘍直径12cmの患者より明らかに高かった(P<0.05)。腫瘍直径12cmの患者は,<1cm(P<0.05)より著しく高かった。しかし,異なる性別,年齢,組織型および腫瘍分布部位における早期胃癌患者の血清REG4,CA19-9レベルには有意差がなかった(P>0.05)。[結論]血清REG4とCA19-9レベルは早期胃癌患者で有意に上昇し、腫瘍分期、分化程度、浸潤深度、腫瘍直径と緊密な関係がある。これによって、患者の病状を総合的に評価できる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】