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J-GLOBAL ID：201902217119370113   整理番号：19A1031096

トサカノリの洗濯ネットを用いた収容量試験

著者 (2件)： 照屋清之介 (沖縄県海洋深層水研) ,  関口紫帆 (沖縄県海洋深層水研)
資料名： 沖縄県海洋深層水研究所研究業務報告  (沖縄海洋深層水研究所研究業務報告)
号： 17/18  ページ： 39-41  発行年： 2019年03月 
JST資料番号： L8379A  ISSN： 2186-3733  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・海藻の陸上養殖においては水槽のサイズや海藻の量により密度効果の影響を受けることがあるため,30L水槽を用いてトサカノリの洗濯ネット(直径約25cm)収容量が50g区,100g区,200g区,300g区の4試験区で適正な収容量を検討いたほか,トサカノリのアレロパシーについて確認。
・洗濯ネットへの収容量試験の結果,50g区,100g区,200g区,300g区の順で成長が速く,日間成長率はそれぞれ2.12%,1.70%,1.06%,0.89%。
・トサカノリへの雑藻の付着状況は,雑藻対策用の小型貝類を同居させていたため,全試験区とも少ないものの,高密度の方が珪藻等は少ない傾向。
・トサカノリへの雑藻付着を防ぐアレロパシーは確認されず。

シソーラス用語： *スギノリ科 ,  *養殖 ,  試験水槽 ,  水槽試験 ,  植物成長 ,  成長率 ,  生息密度 ,  密度依存性 ,  藻類
準シソーラス用語： トサカノリ ,  陸上養殖 ,  *サイズ依存性 ,  日間成長率 ,  付着藻類

分類 (2件)： 海藻類  (FH02040G) ,  増養殖の技術  (FH04020Y)

引用文献 (6件)：

• 鳩間用一(2011):海洋深層水を利用したイソノハナの陸上養殖研究、沖縄県海洋深層水研究所研究業務報告、11、29-30。
• 伊藤寛治(2016):海洋深層水を利用したアサクサノリの周年陸上養殖実用化試験-IX。沖縄県海洋深層水研究所研究業務報告、15,33-35.
• 鈴木稔・沖野龍文(2002):アレロパシー現象.21世紀初頭の藻学の現況.日本藻類学会.63-66.
• 須藤裕介・新城綾子・玉城英信・当真武(2003):海洋深層水を利用したオゴノリの陸上養殖研究-III.沖縄県海洋深層水研究所研究業務報告、2,83-88.
• 当真武(1992):褐藻(仮称イトモズク)の生態と種苗保存法及び採苗法の検討。平成2年度沖縄県水産試験場事業報告.128-140。

タイトルに関連する用語 (5件)： トサカノリ ,  洗濯 ,  ネット ,  収容量 ,  試験