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J-GLOBAL ID：201902217293209326   整理番号：19A1176382

東日本大震災津波被災者の被災4年後の住まいの状況別にみた生活再建状況の差異

Difference in Progress of Livelihood Recovery by Housing Situation of Disaster Victims during Four Years after the Great East Japan Earthquake

著者 (3件)： 土屋依子 (明治大学研究・知財戦略機構) ,  中林一樹 (明治大学大学院政治経済学研究科) ,  小田切利栄 (明治大学研究・知財戦略機構)
資料名： 地域安全学会論文集(CD-ROM)  (地域安全学会研究発表会論文(CD-ROM))
巻： 32  ページ： 39-49(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： L8359B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報告は,東日本大震災から4年後の津波被災者の住宅再建で為された進展と生活回復に関する問題を明らかにすることを目的とした。著者らは,2015年2月に大船渡市,気仙沼市,および新地町の津波浸水域に住む住民によるアンケート調査を行った。定量的および定性的解析の結果は以下のことを示した。第一に,被災者の自立住宅の数は,震災以降,一定かつ中程度のペースで徐々に増加し続けていた。第二に,仮設住宅の居住者は,個人賃貸タイプおよびプレハブタイプでも,生活不安定性に関連するさまざまな要因の観点から,まだ回復していなかった。最後に,自分の家を修繕した人々および仮設住宅の居住者でも,将来に対する共通の経済的懸念を共有していた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *震災 ,  助成 ,  *自然災害 ,  損害 ,  仮設住宅 ,  KJ法 ,  アンケート ,  住宅建設 ,  生活 ,  不安定性 ,  住宅再建 ,  *東日本大震災 ,  被災者 ,  *津波災害 ,  開発
準シソーラス用語： *津波被災 ,  *被災者生活再建

著者キーワード (10件)： 津波災害 ,  住宅の改修 ,  仮設住宅 ,  KJ法 ,  自由応答コメント ,  津波災害 ,  住宅の改修 ,  仮設住宅 ,  KJ法 ,  自由応答コメント

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (14件)：

• 1) 中林一樹:災害復興研究の意義と展望-東日本大震災の同時進行研究から-,日本災害復興学会, 復興1 号, Vol.7,No.3,pp.34-41, 2016.
• 2) 室﨑益輝:阪神・淡路大震災後の住宅再建と居住問題,関西学院大学災害復興制度研究所,災害復興研究NO.5, pp.107-113, 2013.
• 3) 立木茂雄・林春男・矢守克也・野田隆・田村圭子・木村玲欧:阪神・淡路大震災被災者の長期的な生活再建過程モデル化とその検証:2003 年兵庫県復興調査データへの構造方程式モデリング(SEM)の適用,地域安全学会論文集,No6, pp.251-260,2004.
• 4) 黒宮亜希子・立木茂雄・林春男・野田隆・田村圭子・木村怜欧:阪神淡路大震災被災者の生活復興過程にみる4つのパターン-2001年・2003年・2005 年兵庫県生活復興パネル 調査結果報告-,地域安全学会論文集, No.8, pp.405-414, 2006.
• 5) 土屋依子・中林一樹・小田切利栄:被災者の復興感からみた東日本大震災の生活復興過程-大船渡・気仙沼・新地の 三ヵ年の被災者調査から-,地域安全学会論文集, No.24, pp.253-261, 2014.

タイトルに関連する用語 (8件)： 東日本大震災 ,  津波被災 ,  被災 ,  住まい ,  状況 ,  生活 ,  再建 ,  差異