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J-GLOBAL ID:201902217302561686   整理番号:19A0655914

オリザノールはマウスにおける高脂肪食誘発肥満,肝臓遺伝子発現プロファイルおよび炎症反応を修飾する【JST・京大機械翻訳】

Oryzanol Modifies High Fat Diet-Induced Obesity, Liver Gene Expression Profile, and Inflammation Response in Mice
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巻: 65  号: 38  ページ: 8374-8385  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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西洋諸国と中国において,高カロリーの食習慣は通常高脂血症をもたらし,心血管疾患と密接に関連している。本研究では,高脂肪食(HFD)マウスモデルにおけるオリザノールの抗高脂血症作用とその分子機構を調べた。合計60匹のICRマウスを,対照群,HFD群,およびHFD+ORY群にランダムに分割した。HFD+ORY群からのマウスに,胃内投与によって100mg/kgのオリザノールをさらに与えた。著者らのデータは,10週間のオリザノール処理がマウスの体重,肝臓重量,および脂肪組織重量を有意に減少させたことを示した。総コレステロール(TC),トリグリセリド(TG),および低密度リポ蛋白質-コレステロール(LDL-C)の含有量を低下させた。そして,HFDマウスの血漿において高密度リポ蛋白質-コレステロール(HDL-C)を上昇させた。HFD群と比較して,HE染色は,オリザノール処理が肝臓組織の脂肪滴のサイズと脂肪細胞のサイズを減少させたことを示した。遺伝子チップデータは,オリザノール投与が発現を増加させる32の遺伝子を引き起こし,一方,60の遺伝子がHFDマウスの肝臓組織における発現を減少させたことを見出した。IPAソフトウェアを用いて蛋白質相互作用ネットワークを分析し,転写因子NF-κBがネットワークの中心的役割に位置し,NF-κBがオリザノールの脂質低下効果において重要な機能を持つ可能性があることを見出した。ウェスタンブロット法とRT-qPCRにより,脂質代謝関連遺伝子発現がオリザノール投与により明らかに調節されることを確認した。オリザノールはまた,HDFマウスの肝臓組織における炎症因子の発現を阻害した。まとめると,著者らのデータは,オリザノール処理が脂質代謝関連遺伝子発現を調節し,マウスにおいてHDFが引き起こす肥満を阻害することを示す。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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脂質の代謝と栄養 

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