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J-GLOBAL ID:201902217339859886   整理番号:19A0852032

準安定スピネル反転によるZn_xCo_1-xFe_2O_4ナノ結晶の固有飽和磁化の増強【JST・京大機械翻訳】

Enhanced intrinsic saturation magnetization of ZnxCo1-xFe2O4 nanocrystallites with metastable spinel inversion
著者 (10件):
資料名:
巻:号:ページ: 668-679  発行年: 2019年 
JST資料番号: W2466A  ISSN: 2052-1537  CODEN: MCFAC5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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スピネルフェライト(MFe_2O_4,M=Mn,Fe,Co,Ni,Znなど)の磁気特性は,構造中の四面体と八面体サイト間の二価カチオン,M2+とカチオン分布のタイプによって大きく決定される。フェライト中の熱力学的に優先された四面体配位へのZn2+の部分置換は,室温での磁気飽和の増加をもたらす。しかし,ナノサイズの微結晶は,それらのバルク当量と比較して異なる構造を採用することが知られている。その結果,ナノサイズのフェライトの原子構造の信頼できる特性化は,それらの磁気特性を理解し,調整するために不可欠である。ここでは,全組成範囲(0.1のステップでx=0.0~1.0)における混合Zn_xCo_1-xFe_2O_4スピネルフェライトナノ結晶の結晶,磁気および微細構造の詳細な研究を提示した。広く使用されている水熱法により,グラムスケールのナノ粒子調製を行った。8つの組成を選択して,823Kでの4時間真空アニーリングの効果を研究した。Moessbauer解析と共に粉末X線と中性子回折データのRietveld精密化の組合せにより,合成したままのナノ結晶は,バルク当量の確立された熱力学的に安定な反転とは異なる準安定な陽イオン反転を示すことが明らかになった。アニーリング処理は結晶子の構造をよりバルク状のカチオン分布に向かって緩和する原因となる。すべての組成に対して,準安定な陽イオン反転を伴うより小さい合成されたナノ結晶は,アニールされた試料と比較してより高い飽和磁化を示す。スピネルフェライトカチオン分布に対する実証された制御は,特定の応用に最適化された調整可能な特性を持つ安価な磁性材料を設計するための重要なステップである。Copyright 2019 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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高分子固体のその他の性質 

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