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J-GLOBAL ID:201902217377787310   整理番号:19A1701749

日本の都市部感潮河川における侵入性カワヒバリガイLimnoperna fortuneiの付着に関する建設材料の忌避効果を検証する

Testing the repellent effects of construction materials on the attachment of the invasive golden mussel, Limnoperna fortunei, in a Japanese urban tidal river
著者 (3件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 131-136  発行年: 2019年01月 
JST資料番号: L3959A  ISSN: 1439-8621  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: シンガポール (SGP)  言語: 英語 (EN)
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カワヒバリガイLimnoperna fortuneiは中国南部に固有であるが,厄介な侵入種として日本の淡水環境に広がっている。カワヒバリガイは硬質の人工物質でコロニーを形成し,その付着は取水施設における経済的損失の原因となる可能性がある。新たに作製したセメントモルタルの高アルカリ度(pH12~13)のカワヒバリガイに対する忌避効果を評価するため,セメント製の試験片を日本の都市部感潮河川へ浸漬した。モルタル被覆,木材被覆および石灰石被覆試験片と比較し,セメントモルタルはカワヒバリガイの付着に対して有意な忌避効果を示さなかった。そのため,川岸のコンクリート建造物は,カワヒバリガイのコロニー形成のために好まれる基質となる可能性がある。4年間の浸漬実験は,銅物質が生物付着に対し強い忌避効果を有する一方で,セメントモルタル,アルミニウムおよびステンレス鋼がカワヒバリガイの付着に対していかなる有害効果も有していないことを示した。本実験は,塩分が20.0‰を超まで変動する都市部感潮域における侵入性カワヒバリガイの定着も明らかにした。Copyright 2018 The Japanese Society of Limnology Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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個生態学  ,  河川工事 

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