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J-GLOBAL ID：201902217589284140   整理番号：19A2157450

高階微分理論におけるS行列のユニタリー性とくりこみ可能性

S-matrix unitarity and renormalizability in higher-derivative theories

著者 (8件)： ABE Yugo (Miyakonojo Coll., Miyakonojo, JPN) ,  INAMI Takeo (RIKEN, Wako, JPN) ,  INAMI Takeo (VAST, Hanoi, VNM) ,  INAMI Takeo (Sungkyunkwan Univ., Suwon, KOR) ,  IZUMI Keisuke (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  KITAMURA Tomotaka (Rikkyo Univ., Tokyo, JPN) ,  KITAMURA Tomotaka (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  NOUMI Toshifumi (Kobe Univ., Kobe, JPN)
資料名： Progress of Theoretical and Experimental Physics (Web)  (Progress of Theoretical and Experimental Physics (Web))
巻： 2019  号： 8  ページ： WEB ONLY  発行年： 2019年08月 
JST資料番号： U0548A  ISSN： 2050-3911  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 負のノルム状態を持つ理論におけるS行列ユニタリー性(SS†=1)とくりこみ可能性の間の関係を調べた。この関係は,ゲージ理論とEinstein重力を含む多くの場の理論において,S行列のユニタリー性とノルムの正値性に従うユニタリー性限界を解析することによって確認された。一方,高階微分運動項を持つくりこみ可能な理論は,負のノルム状態のために,必ずしもユニタリー性を満たさない。これらの理論において,S行列ユニタリー性がくりこみ可能性に関連する自明でない制約を与えるかどうかは知られていない。本論文では,ノルム正値の仮定を緩和することにより,S行列ユニタリー性に対する一貫性要件として用いることができるユニタリー性限界よりも弱い散乱振幅に関する限界を導出した。より弱い限界とくりこみ可能性が同一の制約を意味する高階微分運動項を持つスカラー場模型において実証した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *S行列 ,  *ユニタリー性 ,  くりこみ ,  場の理論 ,  ゲージ理論 ,  重力場の量子論 ,  ノルム ,  スカラー場 ,  散乱振幅 ,  *場の量子論
準シソーラス用語： 量子場理論

分類 (2件)： 場の理論一般  (BF01021K) ,  電磁場と統一ゲージ場  (BF02020A)

タイトルに関連する用語 (5件)： 理論 ,  S行列 ,  ユニタリー性 ,  くりこみ ,  可能性