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J-GLOBAL ID:201902217590557487   整理番号:19A1169633

望遠鏡一次鏡の反射率劣化

Reflectivity degradation of the Subaru Telescope primary mirror
著者 (4件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 32.1-32.15  発行年: 2019年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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望遠鏡の反射率劣化は広く知られている。しかし,適切な計装の欠如により,十分に研究されていない。この状況を克服するために,望遠鏡の一次鏡のような大きな光学部品に対する絶対スペクトル反射率をその場で測定するために,「Subaru携帯型分光光度計」(SPS)と名付けた携帯型分光光度計を開発した。Subaru望遠鏡一次鏡の反射率をその8番目の被覆の前にSPSで測定したが,より短い波長でより大きな劣化を示した。それ以来,SPSにより反射率劣化を監視した。反射率劣化の波長依存性を説明するために,簡単な色消し損失と散乱の2因子モデルを開発した。2因子モデルは,実際の劣化と優れた一致を示した。色消し損失と散乱の時間発展を示し,これらは1年当たり約2.3%の色消し損失であり,散乱の原因である二乗平均平方根(rms)表面粗さからの色依存損失は,被覆後の初期の小さな粗さから約40Å増加した。これらの結果から,将来の反射率を推定するためにモデルを長時間に外挿した。Subaru望遠鏡一次鏡の反射率は,被覆後1200日で,400nmで約22%減少し,950nmで10%減少することが予想される。得られる光子の数を最大化するSubaru望遠鏡一次鏡の最も効率的な被覆周波数を推定し,それは3年毎に1回である。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (2件):
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光学顕微鏡,望遠鏡  ,  宇宙線・天体物理観測技術 
タイトルに関連する用語 (2件):
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