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J-GLOBAL ID:201902217706516836   整理番号:19A0490447

食餌による肥満マウスにおける全身性炎症を減少させ,マクロファージにおけるLPS活性を阻害する食事乳スフィンゴミエリン【JST・京大機械翻訳】

Dietary Milk Sphingomyelin Reduces Systemic Inflammation in Diet-Induced Obese Mice and Inhibits LPS Activity in Macrophages
著者 (4件):
資料名:
巻:号:ページ: 37  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7142A  ISSN: 2306-5710  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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高脂肪食(HFD)は血液中のリポ多糖類(LPS)活性を増加させ,肥満による全身性炎症に寄与する可能性がある。マウスにおける脂質吸収及び大腸炎を減少させる食事性乳スフィンゴミエリン(SM)は炎症を減少させ,腸の健康及びLPS活性に及ぼす影響を介して仲介されると仮定した。C57BL/6Jマウスに高脂肪,高コレステロール食(HFD,n=14)または乳SM(HFD-MSM,0.1%体重,n=14)を10週間与えた。HFD-MSMは血清炎症マーカーを有意に低下させ,HFDと比較して血清LPSを低下させた(p=0.08)。腸バリア機能およびマクロファージ炎症に関連する遺伝子発現は,結腸および腸間膜脂肪組織においてほとんど変化しなかった。盲腸の腸内微生物相組成は,牛乳SMを給餌したマウスにおいて,より多量のAcetatifactor属を示したが,他の分類群においては最小の変化を示した。乳SMはRAW264.7マクロファージにおける炎症誘発性遺伝子発現に及ぼすLPSの影響を有意に減弱した。牛乳SMは加水分解が阻止された時にその効果を失ったが,長鎖セラミドとスフィンゴシンは抗炎症性ではなかった。著者らのデータは,牛乳SMがLPS活性の阻害を介して全身性炎症を減少させるのに有効であり,乳SMの加水分解産物がこれらの効果に重要であることを示唆する。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  免疫反応一般 
引用文献 (63件):
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