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J-GLOBAL ID：201902217763182036   整理番号：19A1533357

各気管支に到達する容積流量と粒子数に影響するヒト気道の解剖学的因子【JST・京大機械翻訳】

Anatomical factors of human respiratory tract influencing volume flow rate and number of particles arriving at each bronchus

著者 (2件)： Watanabe Jobu (Department of Pharmaceutical Sciences, Teikyo Heisei University, Tokyo Japan) ,  Watanabe Mariko (Department of Engineering and Applied Sciences, Sophia University, Tokyo Japan)
資料名： Biocybernetics and Biomedical Engineering  (Biocybernetics and Biomedical Engineering)
巻： 39  号： 2  ページ： 526-535  発行年： 2019年 
JST資料番号： W3437A  ISSN： 0208-5216  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気管支拡張薬のような吸入剤は喘息の治療にしばしば用いられる。数値シミュレーションは,気道における薬物粒子の輸送と沈着を定量的に評価するために適用できる。本研究では,気管支モデルにおける粒子を含む気流の数値シミュレーションを,ヒト気道のコンピュータ断層撮影(CT)画像に基づいて行い,次に,体積流量と各気管支に到達する粒子数に影響する気道の解剖学的因子を調べた。7世代までの口腔,咽頭,喉頭,気管および胸部中央気道を,CT画像からモデル化した。空気流を,OpenFOAM ver.2.3.1を用いてラージエディシミュレーションによってシミュレーションした。粒子輸送をLagrange法で計算した。計算流体力学シミュレーションの結果について統計解析を行った。出口境界の断面積,carinaと出口境界の間の呼吸管の中心線の全距離,各気管支と気管の間の角度は,各出口における体積流量に大きな影響を及ぼすことが分かった。これらの影響は,吸入流量が増加するとほぼ直線的に増加する。出口面積と全角度は到着粒子数に著しく影響した。大きな粒子は粒子の方向が偏向する角度により影響される可能性が高い。吸入流速が増加すると,全粒子条件において全角度の影響は増加し,出口面積の影響は減少した。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 流速 ,  空気流 ,  *流量 ,  モデリング ,  *ヒト ,  *気管支 ,  シミュレーション ,  ラージエディシミュレーション ,  *気管 ,  気流 ,  吸入 ,  画像 ,  沈着 ,  吸入剤 ,  咽頭 ,  数値シミュレーション ,  *気道

著者キーワード (4件)： 計算流体力学 ,  一般化線形モデル ,  ヒト呼吸器 ,  CT画像

分類 (2件)： 生体計測  (EL03020C) ,  腫ようの診断  (GE03020J)

タイトルに関連する用語 (8件)： 気管支 ,  容積 ,  流量 ,  粒子数 ,  ヒト ,  気道 ,  解剖学 ,  因子