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J-GLOBAL ID：201902217769075963   整理番号：19A1809204

オリゴマ化誘起液-液相分離によるデンドリマナノ集合体の形成【JST・京大機械翻訳】

Formation of Dendrimer Nanoassemblies by Oligomerization-Induced Liquid-Liquid Phase Separation

著者 (2件)： da Costa Viviana C. P. (Department of Chemistry & Biochemistry, Texas Christian University, Texas, United States) ,  Annunziata Onofrio (Department of Chemistry & Biochemistry, Texas Christian University, Texas, United States)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 33  号： 22  ページ： 5482-5490  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： デンドリマは,ホスト-ゲスト化学,自己集合,ナノ触媒,およびナノ医薬に応用される超分岐高分子である。デンドリマに基づく球状ナノ粒子が,等温的に液-液相分離(LLPS)を誘導するために,デンドリマのオリゴマ化を用いて形成されることを示した。第四世代アミノ官能化ポリ-(アミドアミン)デンドリマの水性混合物のLLPSが,硫酸ナトリウムの存在下で温度を下げることにより観察されることを初めて決定した。LLPSに関連して,LLPS温度及び塩-デンドリマ等温分配に及ぼす塩及びデンドリマ濃度の影響を実験的に特性化した。著者らの結果を2パラメータ熱力学モデルを用いて理論的に調べた。次に,少量のグルタルアルデヒドの添加により,化学的架橋による可溶性デンドリマオリゴマーの形成をもたらし,LLPS温度を増加させることを示した。これは,室温で最初に均一で,比較的低温でのみLLPSを示すデンドリマ水性混合物が,デンドリマのオリゴマ化により室温でLLPSを示すことを意味する。LLPSから生成したナノ液滴内部の高デンドリマ濃度はデンドリマ架橋を加速し,それにより安定な球状ナノ粒子を生成した。これらのナノ材料は初期デンドリマのホスト-ゲスト特性を保持し,ナノ触媒,抽出剤及び薬物担体としての応用の可能性を示した。本研究は,ビルディングブロックとして低世代デンドリマを採用することにより,デンドリマベースのナノ集合体を得るための新しいアプローチの基礎を提供する。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 可溶性 ,  ナノ材料 ,  *オリゴマ化 ,  薬物担体 ,  キャラクタリゼーション ,  官能化 ,  ナノ粒子 ,  *デンドリマ ,  低温 ,  自己集合 ,  *相分離 ,  *凝集体 ,  抽剤 ,  脂肪族アルデヒド
準シソーラス用語： ナノ触媒 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 液-気界面  (CB12020U) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  高分子溶液の物理的性質  (CG02013S) ,  ミセル  (CB11020N)

物質索引 (1件)： グルタルアルデヒド

タイトルに関連する用語 (4件)： オリゴマ化 ,  誘起 ,  液-液相分離 ,  集合体