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J-GLOBAL ID:201902217805089441   整理番号:19A2206488

ゲルマクロロンはTh1/Th2バランスとNF-κB活性化を調節することによりコラーゲン誘発関節炎を軽減する【JST・京大機械翻訳】

Germacrone alleviates collagen-induced arthritis via regulating Th1/Th2 balance and NF-κB activation
著者 (5件):
資料名:
巻: 518  号:ページ: 560-564  発行年: 2019年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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関節リウマチ(RA)は慢性自己免疫性炎症性疾患である。Tヘルパー1型(Th1)とTh2免疫反応の不均衡は,この疾患の病因に寄与する。ゲルマニウムは,抗炎症を含む複数の生物活性を有するRhizoma Curcumaから分離された主要な生物活性成分である。しかし,RAにおけるゲルマニウムの役割と機構はまだ不明である。コラーゲン誘発関節炎(CIA)モデルを,ニワトリコラーゲンIIによる2つの免疫化によって,雄DBA/1Jマウスにおいて確立した。2回目の免疫の日に1日1回,3週間,ゲルマニウムを経口投与した。関節炎スコアは,2回目の免疫の3日後に評価した。HE染色を,組織病理学的検査のために使用した。マウスの血清および滑膜組織における腫瘍壊死因子(TNF)-α,インターフェロン(IFN)-γおよびインターロイキン(IL)-4のレベルを,ELISAによって検出した。マウス脾臓におけるTh1とTh2細胞比率を,フローサイトメトリーによって分析した。マウス滑膜組織におけるIκBとNF-κB p65(p-p65)発現のリン酸化をウェスタンブロット法により測定した。著者らは,ゲルマニウム処理がCIAマウスにおける関節炎スコアと炎症を有意に減少させることを見出した。CIAマウスの血清および滑膜組織において,TNF-αおよびIFN-γのレベルは上昇し,IL-4は減少した。ゲルマニウムはこれらのサイトカインのレベルを部分的に逆転させた。さらに,ゲルマニウムはマウス脾臓においてTh1とTh2細胞の比率を減少させた。さらに,ゲルマニウムはIκB発現を著しく増強したが,CIAマウスにおけるp-p65レベルを抑制した。まとめると,これらの結果は,ゲルマニウムがTh1/Th2バランスの調節とNF-κB経路の不活性化に関連する可能性がある関節炎の進行を軽減することを示唆する。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
運動器系の基礎医学  ,  骨格系  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般 

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