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J-GLOBAL ID:201902217865847616   整理番号:19A2186038

重粘土転換畑におけるヘアリーベッチ植栽がキャベツの窒素吸収および可販収量に及ぼす影響

Effect of hairy-vetch treatment on nitrogen absorption and yield of cabbage in a heavy clay soil field converted from a paddy field
著者 (9件):
資料名:
巻: 90  号:ページ: 249-256(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: G0156A  ISSN: 0029-0610  CODEN: NIDHAX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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秋田県八郎潟干拓地内の重粘土転換畑において,ヘアリーベッチ植栽と施肥量の違いがキャベツの窒素吸収および可販収量へ及ぼす影響について調査した.鋤き込まれたヘアリーベッチは速やかに分解され,最終的には鋤き込まれた窒素量の約50%が分解していた.重窒素トレーサー法による試験結果から,キャベツ収穫後において,鋤き込まれたヘアリーベッチ由来窒素の約半量が土壌に残存することが明らかになり,ヘアリーベッチ分解率の結果を裏付けていた.鋤き込まれたヘアリーベッチ由来窒素の30~40%はキャベツに吸収され,キャベツの生育初期から窒素吸収量の増加に寄与していた.収穫期におけるキャベツの窒素吸収量は,ヘアリーベッチ植栽区で高くなり,施肥量を削減しても吸収量の低下率は無植栽区よりも小さかった.キャベツの可販収量はヘアリーベッチ植栽により増収する傾向が認められ,施肥量を減らしても収量減少率は低くなった.以上のことから,重粘土転換畑にヘアリーベッチを植栽することにより,キャベツの生産性と土壌窒素肥沃度を維持しながら減肥栽培が可能になると考えられた.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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肥料作物  ,  施肥法・肥効 
引用文献 (25件):
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