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J-GLOBAL ID：201902217880213129   整理番号：19A1407505

鉄メタラボラトランのアルケン水素化触媒作用に関するDFT機構研究:鉄種の特徴的特徴【JST・京大機械翻訳】

DFT Mechanistic Study on Alkene Hydrogenation Catalysis of Iron Metallaboratrane: Characteristic Features of Iron Species

著者 (3件)： Li Longfei (State Key Laboratory of Chemical Resource Engineering, Institute of Materia Medica, College of Science, Beijing University of Chemical Technology, PR China) ,  Lei Ming (State Key Laboratory of Chemical Resource Engineering, Institute of Materia Medica, College of Science, Beijing University of Chemical Technology, PR China) ,  Sakaki Shigeyoshi (Fukui Institute for Fundamental Chemistry, Kyoto University, Japan)
資料名： Organometallics  (Organometallics)
巻： 36  号： 18  ページ： 3530-3538  発行年： 2017年09月25日 
JST資料番号： E0965A  ISSN： 0276-7333  CODEN： ORGND7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 第一列遷移金属の可変配位構造,多重スピン状態,および高密度状態は,触媒化学における新しいフロンティアを提供する。アルケンの水素化における鉄金属ホウ素錯体のこれらの特徴的な特徴を明らかにするために,DFT研究を行った。詳細なスピン状態解析により,(TPB)-(μ-H)-Fe-(H)3~三重項の形成において(TPB)-Fe-(N_2)1三重項から二つの最小エネルギー交差点が存在することを明らかにした。触媒サイクルにおいて,三重項状態での3-三重項は活性種の役割を果たし,三重項状態での水素化は一重項状態でのそれよりも有利であった。Fe中心からのTPB配位子のホスフィンアームの解離は三重項状態で容易に起こるが,これは反結合dσが3~三重項において単一に占有されているためである。しかしながら,ホスフィン配位子解離のない非解離経路は起こりそうではない。生成物は二水素分子とFe-スチリル部分の間のσ結合メタセシスにより形成された。橋かけ水素化物(μ-H)を含む通常の直接還元脱離は,μ-HがFe及びB原子と強く結合しているので非常に困難である。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ホウ素錯体 ,  メタセシス ,  *水素化 ,  *アルケン ,  三重項 ,  多重化 ,  ホスフィン ,  *鉄 ,  一重項
準シソーラス用語： σ結合 ,  ホスフィン配位子 ,  触媒サイクル ,  最小エネルギー原理 ,  スピン状態 ,  配位構造 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 分子の電子構造  (BH05010Q) ,  鉄の錯体  (CE01091H) ,  分子の立体配置・配座  (BH05022J) ,  第6族,第7族元素の錯体  (CE01080F)

タイトルに関連する用語 (6件)： 鉄 ,  アルケン ,  水素化 ,  触媒作用 ,  DFT ,  研究