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J-GLOBAL ID:201902218023286314   整理番号:19A1804651

MALDI-MSIにより明らかにされた三次元培養ヒト軟骨細胞の酸素依存性脂質プロファイル【JST・京大機械翻訳】

Oxygen-Dependent Lipid Profiles of Three-Dimensional Cultured Human Chondrocytes Revealed by MALDI-MSI
著者 (6件):
資料名:
巻: 89  号: 17  ページ: 9438-9444  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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関節軟骨は,表面の5%から最深部層の1%までの範囲の酸素レベルの勾配に曝される。ほとんどの軟骨研究は超生理学的酸素レベル(19~21%)で行われているが,低酸素レベル(≦8%)下で軟骨細胞を培養することは軟骨形成表現型を促進する。種々の酸素レベルへの細胞の曝露はそれらの脂質代謝を変化させるが,低酸素が軟骨細胞における脂質代謝にどのように影響するかを調べる詳細な研究は不足している。酸素に対する応答における軟骨細胞の挙動をより良く理解するために,正常酸素(20%酸素)と低酸素(2.5%酸素)でヒト初代軟骨細胞の3Dペレットを培養し,脂質プロファイルとそれらの空間分布を特性化するためにマトリックス支援レーザ脱離イオン化質量分析イメージング(MALDI-MSI)を用いた。本研究では,低酸素と正常酸素で培養された軟骨細胞がそれらの脂質プロファイルにより分化されることを示した。他の種の中で,ホスファチジルグリセロール種は正常酸素ペレットで増加したが,ホスファチジルイノシトール種は低酸素ペレットで最も顕著な脂質であった。さらに,空間マッピングによると,リン酸は,酸素レベルが低いペレットの中心において顕著ではないことが明らかになった。追加分析により,正常酸素条件においてミトコンドリア特異的脂質,カルジオリピンのより高い存在量を明らかにした。結論として,MALDI-MSIは,酸素レベル変化のセンサとして使用できる特異的脂質プロファイルを記述し,特に軟骨形成表現型の保持に関連する可能性があり,これは骨および軟骨疾患の治療に重要な意味を有する。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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