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J-GLOBAL ID:201902218053251465   整理番号:19A1957718

ゲニピンとチロシンから誘導された食餌性クチナシ青色色素の抗うつ様効果【JST・京大機械翻訳】

Antidepressant-like effects of dietary gardenia blue pigment derived from genipin and tyrosine
著者 (7件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 4533-4545  発行年: 2019年 
JST資料番号: W2339A  ISSN: 2042-6496  CODEN: FFOUAI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アミノ酸と反応するゲニピンから誘導されたクチナシ青色素は,東アジアにおいてほぼ30年間天然食品着色剤として使用されてきた。しかしながら,それらの薬理効果,特に抗うつ様効果はこれまで報告されていない。本研究では,ゲニピンとチロシン(genipin-チロシン誘導体(GTD)との反応から,クチナシ青色素の一つを得て,リポ多糖類(LPS)または慢性予測不可能な軽度ストレス(CUMS)モデルにおいて,その抗うつ薬様効果を調べた。結果は,GTDが両方の動物モデルにおいて抑制様行動を減衰させることができることを示した。GTDは,マウス血漿および海馬におけるTNF-α,IL-6およびコルチコステロン(CORT)のLPS誘導サイトカイン増加を逆転させた。CUMSラットにおいて,GTD処理は,CORT,副腎皮質刺激ホルモン(ACTH),およびcorticoトロピン放出ホルモン(CRH)のそれらを含む血漿中の視床下部-下垂体-副腎(HPA)軸関連ストレスホルモンレベルを有意に減少させた。さらに,GTDはCUMSラットにおいて血漿テストステロンおよび海馬脳由来神経栄養因子(BDNF)レベルを増加させた。GTDはラット海馬および線条体においてセロトニン(5-HT),ドーパミン(DA)およびノルエピネフリン(NE)を増加させた。一貫して,海馬代謝分析は,GTDがモノアミン神経伝達物質代謝,ミトコンドリア酸化機能および膜構造完全性を回復することを示した。著者らのデータは,GTDがHPA軸ホルモンバランスの回復と神経伝達物質放出の調節を通して抗欝様活性を産生することを示唆した。Copyright 2019 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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食品の化学・栄養価 

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