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文献
J-GLOBAL ID:201902218197030020   整理番号:19A2189683

秋作ブロッコリ(Brassica oleracea L.var.italica)の,茎頂芽摘心による1株からの2花蕾収穫

Harvesting Two Heads from One Stock of Broccoli (Brassica oleracea L. var. italica) ‘Yumehibiki’ by Pinching the Shoot Apical Bud in Autumn Cropping
著者 (5件):
資料名:
巻: 88  号:ページ: 364-372(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: F0626A  ISSN: 2189-0102  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ブロッコリ(Brassica oleracea L. var. italica)の腋芽は,茎頂花蕾を収穫した後発育して,側花蕾を付けるが,側花蕾は大きさが小さいために利用されず,一般的には1株から1個の頂花蕾が収穫される。本研究は,秋作において,頂芽を摘芽して2個の腋芽(V字成形プロセス)を発育させ,1株から直径12cmの花蕾を2個収穫する新しい方法を確立することを目的として行った。最初に,各葉軸の腋芽の発生(PA)の確率を調べ,総合PA(IPA)を計算した。5~8番目本葉からのPAは特に高く,IPAは4.7に達した。次に,圃場1(茨城県,つくば市)で,異なるV字成形時期(第3,第5,第7,第9,第11,第13,第15葉期)における花蕾の収穫期と収量を調査した。7~11番目の葉期までのV字成形区において,市場性のある花蕾数が,対照のそれと比較して有意に増加した。市場性のある花蕾数は,11番目の葉段階で,対照の61%増加した。しかし,第11葉期以降にV字成形が行われた場合には,収穫期が遅れて,低温障害により花蕾の品質が低下した。最後に,著者らは他の圃場で,V字成形栽培の適用性を評価した。V字成形は9~11番目の葉期に行なった。市場性のある花蕾数は,圃場2(茨城県,つくばみらい市)及び圃場3(奈良県,宇陀市)において,それぞれ69及び62%増加した。しかし,圃場4(三重県,津市)ではわずかに増加しただけであった。これらの4圃場での栽培条件の比較によって,日最低気温が約0°C以下になる前に有効積算熱単位が約300°C・日に達するように早期定植をすることが重要であることが示された。加えて,圃場の排水を改善することが重要であり,家畜糞尿堆肥(長期肥料効果)の施用を行うと,花蕾の品質と収量が改善される可能性がある。以上の結果から,V字成形栽培は,V字成形により2花蕾収穫を可能にし,多くの栽培地域で市場性のある花蕾数を60%以上増加させると考察された。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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野菜 

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