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J-GLOBAL ID:201902218292822977   整理番号:19A0327299

αVインテグリンへの結合を介した潜在性形質転換成長因子β誘発線維症のMFG-E8による抑制調節:全身性硬化症における線維症の病因における意義【JST・京大機械翻訳】

Suppressive Regulation by MFG-E8 of Latent Transforming Growth Factor β-Induced Fibrosis via Binding to αv Integrin: Significance in the Pathogenesis of Fibrosis in Systemic Sclerosis
著者 (14件):
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巻: 71  号:ページ: 302-314  発行年: 2019年 
JST資料番号: C0784B  ISSN: 2326-5191  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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【目的】いくつかの研究により,分泌糖蛋白質およびインテグリン配位子乳脂肪球関連蛋白質は,上皮成長因子および因子VIII様ドメイン(MFG-E8)と共に,肝臓,肺および呼吸管における線維症を負に調節することが示されている。しかし,全身性硬化症(SSc)における皮膚線維症におけるMFG-E8の機構と役割は特性化されていない。本研究では,SScにおける皮膚線維症におけるMFG-E8の役割を解明した。方法:SSc患者の皮膚および血清におけるMFG-E8の発現を評価した。著者らは,SSc線維芽細胞における潜在的形質転換成長因子β(TGFβ)誘導遺伝子/蛋白質発現に及ぼす組換え型MFG-E8(rMFG-E8)の影響を調べた。線維症マウスモデルに対するMFG-E8の欠乏または投与の影響を調べた。【結果】SSc患者(n=7およびn=44)における皮膚血管周囲のMFG-E8発現および血清MFG-E8レベルは,健常者(それぞれn=6およびn=28)より低かった。rMFG-E8による処理は,SSc線維芽細胞(n=3~8)におけるI型コラーゲン,α平滑筋アクチンおよびCCN2の潜在的TGFβ誘導発現を有意に阻害し,MFG-E8がαvインテグリンへの結合を介してTGFβシグナル伝達と同様に潜在的TGFβの活性化を阻害することを示唆した。ブレオマイシン誘発線維症(n=5~8)およびTSKマウスモデル(n=5~10)のマウスモデルにおいて,MFG-E8の欠損発現は肺および皮膚線維症の両方を有意に増強し,rMFG-E8の投与はブレオマイシン誘発性皮膚線維症を有意に阻害した。結論:これらの結果は,MFG-E8を分泌する主細胞である血管周囲細胞と内皮細胞の血管障害誘導機能不全がSScにおけるMFG-E8の発現低下と関連している可能性があり,MFG-E8による潜在的TGFβ誘導皮膚線維症の阻害制御がSSc患者の線維化の治療標的である可能性があることを示唆する。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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細胞生理一般 

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