抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ソフトエラーは,コンピュータシステムにおける故障の主な原因の1つである。ソフトエラーを検出して扱うための最先端のソフトウェアベースの方法の主な欠点は,それらの望ましくない性能オーバーヘッドである。計算機プログラムにおいて,異なるデータと命令はプログラム挙動に異なる影響を持ち,従って異なるデータは誤差に対して異なる感度を持つ。研究のこの分野における主要な研究課題の1つは,敏感なセクションとしてのプログラムのデータと指示がソフトエラーに対して複製されるべきであるということである。プログラム中の最も敏感なデータを正確に同定し,複製する誤差検出法を提案した。この方法は,まず第一に,依存性と寿命のようなデータの異なる特徴を分析することによって,プログラムデータの感度を定量化する。第二に,最も敏感なデータは,プログラムによる誤差マスキングの速度を強化するために,ソースコードに技術的に再配置される。最後に,同定された高感度データの小さな割合を,プログラムにおけるエラー検出能力を提供するために複製した。広範な故障注入実験の結果は,提案した方法によって同定された最も敏感なデータの30%だけを再配置し,複製することが,プログラムが23.99%の性能オーバーヘッドで誤差を引き起こす故障の80%を検出することを可能にすることを確認した。さらに,提案手法によるプログラムのソースコードにおける技術的再配置を行うことにより,誤りマスキングの速度を6%改善することができる。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】