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J-GLOBAL ID:201902218579260451   整理番号:19A0715725

術中安定性試験と運動範囲により予測された人工股関節全置換術後の股関節安定性:横断的研究【JST・京大機械翻訳】

Hip stability after total hip arthroplasty predicted by intraoperative stability test and range of motion: a cross-sectional study
著者 (5件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 373  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7436A  ISSN: 1471-2474  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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脱臼は,人工股関節置換術(THA)後の一般的な合併症である。運動のより大きな手術範囲(ROM)は脱臼リスクを最小にすると信じられており,術中安定性試験はROMを評価するために使用されている。しかし,術中安定性試験がTHA後の股関節安定性を予測できるか否かは明らかではない。また,術中安定性試験においてどの角度が必要であるかは不明である。THA後の股関節安定性を予測するために,術中安定性試験と他の危険因子の有用性を検討した。2009年6月から2013年12月までの1つの病院で単一外科医によって手術された患者を評価した。本研究は,32mmの金属大腿骨頭を有する185の股関節を含んだ。90°股関節屈曲(IR角度)による内部回転の範囲を,術中安定性試験として測定した。危険因子として研究された変数は,年齢,身長,体重,性別,脳機能不全,術前診断,以前の股関節手術の病歴,およびIR角度を含んだ。平均IR角度は,脱臼のある患者と脱臼のない患者の間で統計学的に異なった(59.5°対69.6°:P=0.006)。脳機能障害と以前の股関節手術の歴史は,脱臼の罹患率と統計的に関連していた(p=0.021,p=0.011)。受信者動作特性曲線解析は,IR角度のカットオフ点が51°と67°であることを示唆した。患者が51°(p=0.002)に分割されたとき,より大きいIR角度群における脱臼率は,より小さいIR角度群における比率より有意に低かった。ロジスティック回帰分析により,有意なリスク因子は脳機能不全(OR:5.3(95%CI 1.1-25.9),p=0.037),以前の股関節手術の既往(OR:8.6(95%CI1.2-63.0),p=0.035),およびIR角度(OR:10.4(95%CI1.9-57.1))であることが示された。結果は,術中安定性試験,特にIR角度がTHA後の股関節安定性を予測するための有用な方法であり,より大きな術中ROMが脱臼の可能性を減少させることを示した。51°と67°は,IR角度のカットオフポイントとして示された。脳機能障害と以前の股関節手術の歴史は,THA後の脱臼の発生に対するリスク因子でもある。これは,世界保健機関(WHO)によって定義された臨床試験ではなく,遡及的研究である。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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運動器系疾患の外科療法 
引用文献 (26件):
  • J Bone Joint Surg Am; The epidemiology of revision total hip arthroplasty in the United States; KJ Bozic, SM Kurtz, E Lau, K Ong, TP Vail, DJ Berry; 91; 1; 2009; 128-133; 10.2106/JBJS.H.00155; citation_id=CR1
  • Australian Orthopaedic Association, National Joint Replacement Register. 2017.https://aoanjrr.sahmri.com/homeAccessed 30 April 2018.
  • J Orthop Res; Association between dislocation, impingement, and articular geometry in retrieved acetabular polyethylene cups; H Tanino, MK Harman, SA Banks, WA Hodge; 25; 11; 2007; 1401-1407; 10.1002/jor.20410; citation_id=CR3
  • Clin Orthop Relat Res; Advances in surgical technique for total hip replacement: without and with osteotomy of the greater trochanter; WA Harris; 146; 1980; 188-204; citation_id=CR4
  • Clin Orthop Relat Res; Range of motion studies for total hip replacements. A comparative study with a new experimental apparatus; HC Amstutz, RM Lodwig, DJ Schurman, AG Hodgson; 111; 1975; 124-130; 10.1097/00003086-197509000-00016; citation_id=CR5
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