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J-GLOBAL ID:201902218887230409   整理番号:19A2206501

Aspergillus oryzaeにおける2つのホスホリパーゼA1の異なる酵素的および細胞特性【JST・京大機械翻訳】

Distinct enzymatic and cellular characteristics of two phospholipases A1 in Aspergillus oryzae
著者 (3件):
資料名:
巻: 518  号:ページ: 644-650  発行年: 2019年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ホスホリパーゼA_1(PLA_1s)はグリセロリン脂質におけるsn-1結合の加水分解を触媒し,それにより脂肪酸と2-アシルリゾリン脂質を放出する。PLA_1sは,多様な細胞機能を果たす様々な生物および組織において見出されるが,糸状真菌におけるそれらの役割は不明のままである。本研究では,糸状菌Aspergillus oryzaeにおける2つの分泌PLA_1s,PLA1-1およびそのパラログPLA1-2の酵素的性質および生理学的機能を分析した。PLA1-1とPLA1-2は49%のアミノ酸配列同一性を共有するが,それらは種々の側面で有意に異なる。PLA1-1はホスファチジルコリンおよびホスファチジルエタノールアミンに対してPLA_1活性を示し,種々のリン脂質を分解したが,PLA_1-2はホスファチジルグリセロールに対してのみPLA_1活性を示した。PLA1-1は培地に分泌されたが,PLA1-2は分泌されず,菌糸体に保持された。EGFP融合PLA1-1とPLA1-2を発現するA.oryzae株の蛍光顕微鏡観察は,それらが重複しているが異なる細胞局在を示すことを示した。PLA1-1またはPLA1-2に対して欠失したA.oryzae突然変異体は正常に成長したが,分泌されたホスホリパーゼ活性はΔPla1-1株において有意に減少した。これらのデータは,2つのsPLA_1酵素が冗長ではなく,A.oryzaeにおいて異なる細胞機能を果たすことを示唆する。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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遺伝子発現  ,  微生物生理一般  ,  遺伝子の構造と化学  ,  細胞構成体の機能 
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