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J-GLOBAL ID：201902219078391623   整理番号：19A2300006

トレードオフを越えて:イオン輸送と電流整流における動的選択性【JST・京大機械翻訳】

Beyond the Tradeoff: Dynamic Selectivity in Ionic Transport and Current Rectification

著者 (6件)： Poggioli Anthony R. (Laboratoire de Physique Statistique, Ecole Normale Superieure, France) ,  Poggioli Anthony R. (Centre National de la Recherche Scientifique, France) ,  Siria Alessandro (Laboratoire de Physique Statistique, Ecole Normale Superieure, France) ,  Siria Alessandro (Centre National de la Recherche Scientifique, France) ,  Bocquet Lyderic (Laboratoire de Physique Statistique, Ecole Normale Superieure, France) ,  Bocquet Lyderic (Centre National de la Recherche Scientifique, France)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 123  号： 5  ページ： 1171-1185  発行年： 2019年 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 伝統的に,ナノ細孔とナノ多孔性膜におけるイオン選択性はDebye重なりの結果であると理解されており,Debye遮蔽長はナノ細孔の長さに沿ったナノ細孔半径に匹敵する。この基準は,Debye長が典型的なイオン濃度に対して1~10nmのオーダーにあるので,イオン選択的ナノ細孔のサイズに対して大きな限界を設定する。しかし,分析結果は,表面コンダクタンスがイオン輸送において動的選択性を生成し,この選択性がDebyeよりもむしろDukhinにより制御されることを示した。バルク伝導率に対する表面の比として定義されたDukhin長は典型的な表面電荷密度とイオン濃度に対して数百ナノメータの値に達し,大きなイオン選択性を示す大きなナノ細孔(10~100nm),高コンダクタンス膜の設計の可能性を示唆した。このような膜は浸透エネルギー変換と分離技術の効率に対して潜在的に劇的な意味を持つであろう。さらに,動的選択性のこの機構がイオン電流の整流に最終的に導き,以前の研究を合理化し,Debye重なりがナノ細孔における整流挙動の発生に必要な条件ではないことを示した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： コンダクタンス ,  Debye長 ,  *電流 ,  *整流 ,  浸透 ,  *イオン輸送 ,  イオン電流 ,  合理化 ,  エネルギー変換 ,  イオン濃度
準シソーラス用語： 表面電荷密度 ,  伝導率 ,  遮蔽長 ,  イオン選択性 ,  ナノ細孔 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 細胞膜の輸送  (EF04020R)

タイトルに関連する用語 (4件)： トレードオフ ,  イオン輸送 ,  整流 ,  選択性